「爆弾」、読了しました。
面白かったー。
犯人スズキタゴサクが、まじで不気味。
結局最後まで本名すら分からず、
それらしい結論は出たものの
実はまだ何か隠してる風に終わるの最高。
カリスマ犯罪者みたいな奴ってちょくちょく見るけど、
スズキは全然カリスマがない。
ただただ不気味で、醜くて、最低な奴。
でも、何故かそんなスズキを応援してる自分に気づく。
分かるよ、そうだよね、と同意しそうになる。
実に邪悪です。
最後の最後まで底を見せなかったのは賞賛に値します。
キャラが多すぎるよ、と思ってたけど、
読み終えた今はちょうどよかったのではないかと感じています。
みんなそれぞれ役目があった。
欲望が見える、って凄いよね。
それも嘘かもしれないんだけどさ。
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