何だか調子が悪いから・・・と修理依頼を頂きました。
ここ10年で3回目かな?
「直して。」と言われればもちろん直しますが、「そろそろ買い替えもどうですか?」とお勧めしたところ買い替えて頂きましたので直さなくても良いのですが・・・
下取りさせて頂いたので、これは中古ミシンとして整備致します。
ミシンの修理で何が大変って、やっぱり不調な箇所を直すためにカバーを開けるのが大変です。
このミシンは後カバーを外した後に前カバーも外して2つに割らないと整備が出来ません。
調子が悪かったのは上糸調節器。
糸調節ダイヤルを強くしても調子が出ない。
0点調節が狂っていました。
糸を掛けて押え金を下げて指先に掛かる糸の強さを感じながら調節します。
バラしたついでに中に溜まった埃も飛ばして、組み立てて綺麗に磨いて、次のオーナーさんが現れるのを待ちましょう。