最近は、投稿数が極端に減ってしまい申し訳ありません。やはりマイクロバスの輸出に傾注しすぎているようです。ちなみに先月はこのような車両を輸出しました。アフリカ諸国で幻の名車と呼ばれています。1HDエンジン+6速マニュアルトランスミッションの組み合わせが性能的に最高なようです。確かに運転した際の操作性、加速性、操安性が他のモデルよりも優れています。三菱ジープのように信頼できる相棒なんだと思います。
さてさて、今回からは少し話題を変えます。誰にもなかなか聞けないと思いますが、それは紙のパーツリストです。電子データ化されたものは、J53,J55世代だけです。いわゆる三菱部品検索システムのCAPSというものです。本来は、三菱自動車販売会社や部品専門販売会社等、IDと専用のUSBが三菱自動車から配布された所でしか使用できません。しかしながら、e-bay等海外サイトから専用のCDロム(送料も含めて凡そ6,000円)を購入することで、あなたのPCでもこのCAPSシステムを使用することができました。敢えて過去形の表現にしたのは、昨年の11月頃、This application cannot run under virtual machineという憎たらしいエラーメッセージとともに、何らかの制限が急にかかり、PCにCDロムから必要情報を登録しただけでは使えなくなってしまったのです。これを解除する方法は、海外のネットサイトに山ほどアップされています。Windowsプログラムの一部書き換えを行うと従来通りPCで使用することが可能となります。でも私は敢えて実行はせず見送ることにしました。このあたりご興味のある方は、『三菱ジープ互助会 CAPSが使えない』でネット検索をしてみて下さい。
さて、先ほど説明を始めた紙のパーツリストですが、これは実に素晴らしいものだと思います。芸術品です。皆様も何冊か所有されていると思います。部品の形状がまるで写真画像のように記載されています。部品の構造を熟知し、組み立て要領や車両への組付けを完全に理解された方以外には到底無理な作業です。このパーツリストは、もともと米軍が新規作成したもので、私が所有する1955年版CJ3B-J3パーツリストは、実は長野県の御大からなんとデータで分けて頂いたものです。全161ページから構成されています。三菱ジープのパーツリストの歴史は、この数年前あたりからスタートしたようです。L134 Go Devil engineの時代です。(まだまだつづきます)
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
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