総持寺境内の「万葉集の花と歌」展~写真とかな書展~
場所は、鶴見大学会館センタープラザ1階。その2階で開かれている研究会の休憩時間に
覗いたのですが、興味深かったです。(展示は18日、今日までです)
総持寺境内には万葉の植物がたくさん生息しているそうです。
その写真と、ちょっとした解説と、その花が入っている歌のかな書が、表装も美しく展示されています。
額田王の「茜さす 紫野行き 標野行き ~ 」この書の隣には茜の写真が。葉は緑、根は赤い。だから
アカネなのですね。
作者未詳の「朝顔は ~ 」 この朝顔は、現在の桔梗という説が有力。今の朝顔は万葉時代にはまだ
渡来していなかったらしい。
この会場で会ったおばあちゃま、短歌をなさっていて、勉強のために来たとのこと。NHK教育テレビの
短歌の番組にも投稿しているが、まだ取り上げられたことはないそうです。研究熱心な方のようですから
、きっとそのうち作品がテレビで紹介される日が来るのではないでしょうか。