「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

穴は4つです

2014-10-06 | 音楽と朗読

きょうは台風の影響で大学講師の仕事はお休み。

大学は早々とホームページで休講を発表しました。

思いがけず、ブログ更新の時間ができたので、きのうのことを。

 

 

 きのうは、寺田農さんの朗読「智恵子抄」を聴きにいきました。

プロデュースの伊藤さんが声をかけてくれました。

終演後の打ち上げでお話させて頂き、来年は山本周五郎を

聞いてみたいと、やんわりリクエスト。

さあどうなるかはわかりませんが。

 

開演前に「オカリナ ゲンセキ」さんの演奏がありました。

何種類ものオカリナを演奏してくれて、会場が和んだ空気に

なりました。おもしろかったのはチャカリーナというオカリナの

変形楽器です。

お茶を飲んでいるのではありません。

チャカリーナを演奏している、松本龍さん。

よーく見せて頂くと、二重構造みたいになっていて、内側は本当にお茶が

飲める器になっている。外側には穴が4つあいていて、その組合わせで

音階が出せるそう。指押さえが複雑で覚えるのが大変なのではと推測し

ます。よく間違えずに演奏できるものだなー、と感心。

韓国でつくられているそうです。

 

この松本さん、楽しい方で、頂いた名刺もとてもおしゃれ。紙はやや薄いな、

と思って裏返すと、使い終わったカレンダーの一部。何年、何月かわからな

いけど、紫色の線、ちょん切れた水色の数字達。ご丁寧に、赤口、先勝、友

引などの文字も。なんか楽しい廃品利用です。