7日の日曜日に開催しました朗読とピアノの公演「ことの葉おとの葉」
は心あたたかい方たちに囲まれ無事終了しました。
ご来場頂きましたお客様に感謝申し上げます。
完売後にお問い合わせ頂き、お断りせざるをえなかった方々には
大変申し訳ありませんでした。
今年はいろんなスケジュールの都合でこの時期になってしまい、
ではちょうど良い、樋口一葉の「大つごもり」をやろう、と思い立った
のですが、どうなる事やら心配でした。一葉の文は擬古文で美しいの
ですが、今では意味が通りづらい、筋がつかみにくいところもあり、
全部原文のままやろうかどうしようかと悩みました。
今回は、時間の都合もあり、前半は大筋を説明し、後半は
原文のままで聴いて頂きました。
ところで、お話の中に、
「嬢様方は追い羽子に余念なく~ 」などのことばも出てきます。
追い羽子は羽つきのこと。その羽つきさえ、今は見たことがない。
でも、お正月に飾る、大きなガラスケースに入った羽子板はあります。
25年前、娘が生まれた時実家の両親が贈ってくれました。
女の子が生まれたら実家から贈るものだと聞かされました。
それを東北出身の方に言ったら、うちの方には羽子板を贈る習慣
はないとのことでした。
さて、公演が終わったので、年内の仕事や雑事をドンドンやって、
大つごもりには、きれいな部屋に羽子板を飾って新年を迎えたいです。
おっと、その前に、クリスマスツリーを飾らなくては。
ああ、やることたくさんあるなー