どんどん登っていくと、標高1500m以上ある野反湖の駐車場に着いた。眼下に野反湖がある、はずなのだが、霧がかかっていて一面真っ白。どこが湖なのかまったくわからない。きょうは見えないな、とがっかりしていると、にわかに風が吹き、湖上の霧を掃き去り、湖が姿を現しました。なんとドラマティックな出現でしょう。来た甲斐がありました。しかし、持って行ったダウンコートを来ても、寒くて寒くて、風もあったので体感温度は1度くらいか?外に出ていられませんでした。長野県吾妻郡六合村(くにむら)の峠は、もう冬でした。
群馬県長野原町を車で通りました。吾妻渓谷も紅葉がそろそろ見ごろ、快適に走って行くと、やがて目の前に大きな建造物。これが、あの八ツ場ダムの、テレビでよく見ている建設途中の!!
どうなるにせよ人々の関心が高いのは確かで、さっきまでスイスイ走っていたのにこの近くに来たら、ノロノロ運転。もしかしたら、どの車も、ドライバー以外(であってほしい)は、写真を撮っていたのでは。ちょっとした撮影渋滞のようでした。
どうなるにせよ人々の関心が高いのは確かで、さっきまでスイスイ走っていたのにこの近くに来たら、ノロノロ運転。もしかしたら、どの車も、ドライバー以外(であってほしい)は、写真を撮っていたのでは。ちょっとした撮影渋滞のようでした。
非常勤講師をしている短大に小泉純一郎さんが来ました。撮影は禁止されていませんでしたので、光やシャッター音があちらこちらからしていましたが、まったく平然と、気楽に話されていました。講演のタイトルは「ワンフレーズではない小泉元首相の話を聞こう」。約1時間、政治の話は少しだけで、野口英世のこと、読書のことなど、学ぶことの大切さを話していました。そして、江戸時代の儒者、佐藤一斎の次のことばで終えました。
少(わか)くして学べば、則(すなわ)ち壮にして為(な)すこと有り。
壮にして学べば、則ち老いて衰(おとろ)えず。
老(お)いて学べば、則ち死して朽(く)ちず。
少(わか)くして学べば、則(すなわ)ち壮にして為(な)すこと有り。
壮にして学べば、則ち老いて衰(おとろ)えず。
老(お)いて学べば、則ち死して朽(く)ちず。