映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『もしも昨日が選べたら』

2007年03月11日 | Weblog
もしも昨日が選べたら - goo 映画
よい

フランク・コラチ 監督
アダム・サンドラー、ケイト・ベッキンセイル、クリストファー・ウォーケン、デヴィッド・ハッセルホフ、ヘンリー・ウィンクラー、ジュリー・カヴナー、ショーン・アスティン、ジョセフ・キャスタノン、テイタム・マッキャン 出演

生活に疲れたサラリーマンが万能リモコンを入手し経験するファンタジー・コメディ。

ありきたりの話だが、ギャグのダメ押しが効いている。
そして予定調和でもあるのだが、もって行き方がいい。

邦題がはずして(この作品で昨日は選んでいない)いて、この作品のクリストファー・ウォーケンは作りこみすぎているが、後半になればよい。途中かったるいと思わせるところもある。

『隣のリッチマン』

2007年03月11日 | Weblog
ふつう

バリー・レヴィンソン 監督
ベン・スティラー、ジャック・ブラック、レイチェル・ワイズ、エイミー・ポーラー、クリストファー・ウォーケン、アリエル・ゲイド 出演

同じ工場で働く仲の良いふたり。ひとりがペット用ふん消しスプレーを発明したことにより嫉妬がうまれる、というコメディ。

ベン・スティラーもジャック・ブラックもわたしの好みではないが、現代アメリカを代表するコメディアンだ。そこにわたしの好きなクリストファー・ウォーケン(彼がふつうのまじめな顔をしているだけでおかしくなる)がからむとなると、これは見逃せない。

が、見逃してもよかった。
この手の内容だと、金持ちとそうでないものの大げさな比較がひつようだが(もちろんこの作品でもされてはいるが)、それがうまくない。ある程度の成金趣味は描かれているが、それが下品でこちらがゲヘヘと笑えるようなところがすくない。
ふたりとも「いい人」という設定をしてしまったための失敗だと思われる。
それとも、もうふたりとも「いい人」でないと製作できないほどのビッグになったのだろうか?
『大逆転』という名作があるために(そのほかにも探せばいろいろあるだろう)、余計にふつうに見えてしまう。