映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ヴェニスの商人』

2007年04月15日 | Weblog
ヴェニスの商人 - goo 映画
よい

マイケル・ラドフォード 監督
アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ、リン・コリンズ、ズレイカ・ロビンソン、クリス・マーシャル、チャーリー・コックス、マッケンジー・クルック 出演

シェイクスピアの戯曲の映画化。
貿易商のアントーニオは、親友のバッサーニオが美しい女相続人ポーシャと結婚するのに必要な資金を頼まれるが手持ちの現金がないので、ユダヤ人の高利貸シャイロックに借りようとする。シャイロックは期限以内に返済できない場合は、アントーニオの肉1ポンドをもらう、という条件で貸し出すが、アントーニオの商船が沈没したというしらせがはいってくる。

演技的にはシャイロック役のアル・パチーノとポーシャ役のリン・コリンズ、ランスロット役のマッケンジー・クルックくらいしか目立たないが、ストーリーがしっかりしているので(当たり前だ)、最後まで楽しめる。

ユダヤ人(教)への配慮のために、どうしてもシャイロックが悪人に見えないのが惜しい。迫害されて、唾かけられて、だまされて娘と金を取られたら、誰だって偏屈オヤジになるって。

gooにはあまりたいした資料がないようなので、オフィシャルサイトを。


http://www.venice-shonin.net/