映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『セレブの種』

2007年07月19日 | Weblog
よい

スパイク・リー 監督
アンソニー・マッキー、ケリー・ワシントン、エレン・バーキン、モニカ・ベルッチ、バイ・リン、ジム・ブラウン、オシー・デイヴィス、ジャメル・ドゥブーズ、ブライアン・デネヒー、ウディ・ハレルソン、Qティップ、ダニア・ラミレス、ジョン・タートゥーロ、キウェテル・イジョフォー、ジェームズ・マキャフリー、サバンナ・ハスケ、イザイア・ウィットロック 出演

ハーバード大学でMBAを取得し、製薬会社で働く有能なビジネスマン、ジャック。しかし、上司の不正を告発したばかりに会社を解雇され、再就職もままならなくなってしまう。そんな時、かつての恋人で現在はレズビアンのファティマから大金と引き替えに子作りの協力を依頼される。

邦題以外はほぼ完璧な映画。

同性愛に内部告発というミックスで、よくぞここまでおもしろい作品に作り上げたと思う。
登場人物が多くて、時間の前後もあるので、途中でん? となるところもあるが、最後まで丁寧に観ているとわかる。

『ジャングル・フィーバー』でも感じたが、ビデオ特有のテカテカの明るさは好みではないが、これだけ完成度が高いと許せてしまう。

コメディ要素もあるしセックスシーンも多いが、基本は家族愛のドラマ。

『幸福(しあわせ)のスイッチ』

2007年07月19日 | Weblog
よい

安田真奈 監督
上野樹里、本上まなみ、沢田研二、中村静香、林剛史、笠原秀幸、石坂ちなみ、新屋英子、深浦加奈子、田中要次、芦屋小雁 出演

“お客様第一”をモットーに電気屋を営む父とソリの合わない次女の怜は実家を離れ、東京のデザイン会社に就職するも上司と衝突し、会社を辞めてしまう。そんな時、妹から姉が倒れたと知らせが届き実家へ帰ると、入院したのは姉ではく父の誠一郎だった。

最近の上野樹里の演技がダルいワンパターンだと思っているひとにはおすすめの作品。はじめ上野樹里だとわからなかった。
ストーリーはありきたりだし、見せ方や会話の一部がテレビ的というか、軽いテンポ、切り返しなのだが、会話に関してはそれがうまくいっている。キスシーンのギャグもいい。

心ある小規模電気店の話に松下(パナナソニック)がからむと、裏読みしたくなるが、作品自体は誰にでもおすすめできる。