映画日記(ためし)

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『シリーズ7/ザ・バトルロワイアル 』

2007年07月26日 | Weblog
シリーズ7 ザ・バトルロワイアル - goo 映画
ふつう

ダニエル・ミナハン 監督
ブルック・スミス、メアリールイーズ・バーク、グレン・フィッツジェラルド、マイケル・ケイチェック、リチャード・ベンチャー、メリット・ウェバー、ドナ・ハノーバー、アンジェリーナ・フィリップス、ナダ・デスポトヴィッチ、スティーブン・マイケル・リナルディ、アレックス・ヤーショフ、ダントン・ストーン 出演

公開抽選で選ばれた6人の戦士のサバイバル・ゲームを放送し、全米で高視聴率を誇るテレビ番組「ザ・コンテンダーズ」の「シリーズ7」が始まった。

「サバイバー」や「アメリカン・アイドル」や日本でいえば「あいのり」などのえせドキュメンタリータッチの娯楽番組をパスティーシュしたもの。

*パスティーシュ(Pastiche)とは特定の作家の文体を模倣する文学技法、および特定作品に属するキャラクターや世界観、設定を他の作品に使用した作品を指す。(ウィキペディアより)

競技者(コンテンダー)たちにはそれぞれの人生、背景があり、それらをのドラマティックすぎる演出で見せていく。

ただし、その競技がこの作品では殺人で主人公キャラはなんと妊婦。しかも他のコンテンダーのひとりに、その妊婦の高校時代の恋人がいて、彼は睾丸ガンの末期患者であるのだ。

おそらくこの過剰な盛り上げ設定が、笑うポイントだとは思うが、元となるえせドキュメンタリー番組をまったく見ないわたしには、それほど楽しめるものではなかった。

それでも最後にあるシリーズ8の予告は笑ってしまったが。