映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ブラック・スネーク・モーン』

2008年03月06日 | Weblog
よい

クレイグ・ブリュワー 監督
サミュエル・L・ジャクソン、クリスティナ・リッチ、ジャスティン・ティンバーレイク、S・エパサ・マーカーソン、ジョン・コスラン・Jr.、マイケル・レイモンド=ジェームズ、キム・リチャーズ 出演

アメリカ南部の田舎町。畑仕事をしながら静かに暮す元ブルース・ミュージシャン、ラザラスはある朝、道端で血だらけになって倒れている若い女を拾った。女の名はレイ。子供の頃の虐待の影響でセックス依存症となっていた彼女は、恋人のロニーが入隊したため、孤独に耐えられなくなりドラッグと酒に溺れ、男に殴られたのだった。レイを家につれて帰り看病するラザラスは、逃げないようにと太い鎖を彼女の体に巻くのだった…。

恋人はあっさり戻ってくるし登場人物は全員善人だし、作劇はたいしたことはないが、クリスティナ・リッチの根性ある演技に感動した。

期待されていたほどのエロ・グロシーンもないのだが(笑)、人間のダークサイドを「黒ヘビのつぶやき」と例えて、それにどうにか立ち向かおうとする姿勢が共感を呼ぶ。

あのギターシーンはちょっと(笑)。