映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『サイレンサー』

2008年03月10日 | Weblog
よい

リー・ダニエルズ 監督
ヘレン・ミレン、キューバ・グッディング・Jr、スティーヴン・ドーフ、ヴァネッサ・フェルリト、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、メイシー・グレイ、ウェンディ・バロン、モニーク 出演

女ヒットマンのローズは末期がんに侵されていた。仕事のパートナーであるマイキーは、今後の仕事を最後に、2人でどこか遠く、彼女の余生を共にするつもりでいた。犯罪組織のボス、クレイトンからの依頼は、彼自身の妻ヴィッキー暗殺だった。妻の不義を疑い、始末させようとしたのだ。屋敷に侵入した2 人はヴィッキーに銃を向ける。ところが臨月を迎えていた身重のヴィッキーはショックの余り破水してしまう……。

原題は「shadowboxer」。原題のままでもいいような気がするが……。

おもしろい。
いわゆるアクションで見せるのではなく、文学的味わいに似たものがある(特に重いというわけではないが……)。
色彩感覚もすばらしく(メイキングを見るとどうやら監督はゲイのようである)、いわゆるアメリカ映画とは趣を異にしている(撮影 M・デヴィッド・ミューレン)。