映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『大脱走』

2008年11月17日 | Weblog
大脱走 - goo 映画

よい

ジョン・スタージェス 監督
スティーヴ・マックィーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソン、デヴィッド・マッカラム、ハンネス・メッセマー、ドナルド・プレザンス 出演

新たに作られたドイツの北部第3捕虜収容所に、札つきの脱走常習者・連合軍空軍将校たちが運び込まれた。しかし、早速脱走計画が開始される……。

むかしは淀川さんの日曜洋画劇場で、よく二週にわたってやっていたりしたのだが、どうやらあれはカットされた部分があったようだ。

観るのに勇気というか覚悟がいるような長さ(DVD版で173分)だったが、始まるとおもしろさに引き込まれて長さは気にならなかった。

キャラクターの色分けがしっかりされていて、それぞれの行動がなるほどと納得できるのがよい。

スティーヴ・マックィーンだけほかの登場人物たちとは別撮りされているような印象を受けたが(独房シーンも多いし、脱出前も後も基本的に別行動)、特典映像を観ると、どうやら彼は撮影中に6週間引き上げる事態になったらしい。そのことの影響があるのかもしれない。

鉄条網に近づいた理由を三回言わせたり、密造酒のシーンなど、ギャグが効いているところもよい。