映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スターシップ・トゥルーパーズ3』

2009年04月12日 | Weblog
スターシップ・トゥルーパーズ3 - goo 映画

よい

エド・ニューマイヤー 監督・脚本
キャスパー・ヴァン・ディーン、ジョリーン・ブラロック、ボリス・コジョー、スティーヴン・ホーガン、アマンダ・ドノホー、ステリオ・サヴァンテ、マーネット・パターソン 出演

地球連邦軍とバグスの戦争開始から11年。戦況が泥沼化する中、ロク・サン基地で指揮を執るリコは、総指令官アキーノの訪問を受けた。アキーノと一行の中には戦友のボリス、ローラの姿も。2人と旧交を温めるリコだが、そんな時バグスが基地へ侵入。必死に抵抗を試みるもロク・サン基地は壊滅してしまう。しかもリコは反逆罪に問われ、絞首刑に処されることになってしまい……。


B級バカ映画の名作(笑)。
『死ぬにはうってつけの日』という変な歌、1作目にもあった国家称揚のテレビCM、歩兵のマヌケな死に方など、ツボをしっかりおさえている。

脚本にアナがありすぎるが(極端な話、Q爆弾をあの星にすぐに落とせばそれでおわる話をえんえんと引き伸ばしている)、独特なマヌケ世界を創り出し、そこそこの見せ場もあり(マローダーの出番は少なすぎであるが)、ほどほどの爽快感をもってエンディングを迎えている(笑)。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』

2009年04月12日 | Weblog
クローバーフィールド/HAKAISHA - goo 映画

ふつう

マット・リーヴス 監督
マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス、リジー・キャプラン、T・J・ミラー 出演

ニューヨークのとある高級アパート。東京への転属が決まったロブのためにサプライズ・パーティが開かれている。そんな中、突然、とてつもない爆音が響き渡る。表を見ると、外では大爆発が起きている。そこに何かが飛んでくる…近くのビルに激突し、地面に落下したのは自由の女神の頭だった…。―コードネーム “Cloverfield”と呼ばれるビデオ映像。かつてセントラル・パークと呼ばれた場所で見つかったものである。




バカなハッド(T・J・ミラー)のキャラクター設定は最高であったが、それ以外は特におもしろいところはなかった(笑)。

ハッドのバカさは笑えるのだが、その他の人間の行動のバカさ加減が納得いかない。悪いほう悪いほうへ、どんどん死に近づいていくのだ。目の前で人が死んでいるのに、助かる可能性が高いほうへむかわない登場人物たち(笑)。

以下ネタバレ







ゴジラ映画を逃げる人間の視点で描いたらどうなるか、というアイデアはよかったが、できあがった作品はそれほどたいしたことはなかった。
敵は怪獣なのに核を落とす前に音による警報だけで、ことばによる予告がないのはなぜだ。むしろことばだけで予告したほうが効果的ではないのか(笑)。