映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『マネーボール』

2011年11月15日 | Weblog
よい

ベネット・ミラー 監督
ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト、クリス・プラット、ケリス・ドーシー、スティーヴン・ビショップ、ブレント・ジェニングス、タカヨ・フィッシャー 出演

高校時代は花形選手だったものの、プロでは大成することなく引退したビリー・ビーン。その後、若くして弱小球団アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任するが、長らく低迷を続けるアスレチックスは財政的にも厳しく、選手の補強すらままならない状態だった。そんな体たらくに喘ぐ2002年、名門イェール大の経済学部を卒業し、インディアンズのスタッフとして独自に選手のデータ分析を行っていた青年ピーター・ブランドと出会う。自らのチーム強化ヴィジョンに不可欠と見込んですぐさまピーターを引き抜き、彼のデータを重視した斬新な選手評価を基に、安い選手を買って勝てるチームをつくる独自の経営戦略を打ち立てていくビリー。しかし、その常識破りの方針と、彼の短気で独善的な性格が周囲の反発を招き、チームは結果を出せない状態が続く。それでも、ビリーは確固とした信念で戦略を貫き通すと、次第にチームは勝ち星を重ね、ある奇跡を呼び起こす……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=340151



きっちりつくられたドラマ。特によいというわけではないが、これくらいのデキを標準としてもらいたい。

野球に詳しいひとには受けない可能性もある。
ピッチャーの補強がおさえのひとりだけしか描かれていないのだ。先発と中継ぎがダメでは勝負にならないだろう。と思っていたら、原作ではそのあたりもきちんと描かれていたらしい。

基本的に野球の知識がゼロでも十分楽しめるようなつくりなのだが、知っている人には野球の部分がものたりなく感じるかもしれない。

ジョナ・ヒルがいい。

『アフガン』

2011年11月15日 | Weblog
よい

フョードル・ボンダルチュク 監督
アレクセイ・チャドフ、アルトゥール・スモリアニノフ、コンスタンチン・クルコフ、イヴァン・ココリン、ミハイル・エフラノフ、イヴァン・ニコラエフ、ミハイル・ポレチェンコフ、フョードル・ボンダルチュク 出演

アフガン戦争の真実を描いた戦争アクション。88年。ソ連軍第9中隊の新兵として戦場に踏み込んだリュタエフたち。死を恐れないイスラム武装勢力との戦闘で神経が疲弊する中、彼らは戦いの最前線・3234高地の守備を命じられるが、敵が総攻撃を開始し……。
ストーリーはアマゾンより
http://amzn.to/vLwkCQ



まとまりはあまりよくないが、おもしろい。

ロシア国防省全面協力らしく画面に迫力がある。おそらく兵器はほとんど本物だろう。

あのストンとした終わり方がアメリカ映画では少ないものだと思う。

ちょっと長い(140分)。