映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『十三人の刺客』

2011年11月19日 | Weblog
よい

三池崇史 監督
役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、古田新太、高岡蒼甫、六角精児、波岡一喜、石垣佑磨、近藤公園、窪田正孝、伊原剛志、松方弘樹、吹石一恵、谷村美月、斎藤工、岸部一徳、平幹二朗、松本幸四郎、稲垣吾郎、市村正親 出演

江戸時代末期。将軍・家慶の弟で明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)の暴君ぶりは目に余った。斉韶は近く、老中への就任も決まっている男。幕府の存亡に危機感を募らせる老中・土井利位は、かねてより良く知る御目付・島田新左衛門に斉韶暗殺の密命を下す。さっそく、甥の新六郎をはじめ十一人の腕に覚えある男たちを集めた新左衛門は、後に加わる山の民・木賀小弥太を含む総勢十三人の暗殺部隊を組織、入念な計画を練り上げていく。しかし、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛もまたその動きを抜け目なく察知し、大切な殿を守り抜くべく周到な準備を進めていた……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336481



映像がきたねぇ~~~! ゴローちゃんかっけぇ~~~!

映像が汚いというのはオリジナルの傑作と比して、ゴローちゃんというのはもちろん稲垣吾郎のことである。

オリジナルのもつお互いの知恵比べやアクションの迫力は格段に落ちるが、これはこれとして二回くらいは観てもいい作品にはなっている。

オリジナルを観たことがない人には断然オリジナルをオススメする。

わたしのオリジナルの記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/b3569969e8f3188aaf83fa8fa47324bb

『パーフェクト・スナイパー』

2011年11月19日 | Weblog
ふつう

プラッチャヤー・ピンゲーオ 監督
ジャイモン・フンスー、ケヴィン・ベーコン、チランタニン・ピタックポントラクン 出演

金のために暗殺を請け負っているチャーチ(ジャイモン・フンスー)は、娘をさらわれた父親からギャング団の壊滅を頼まれる。チャーチは古い友人である武器商のジミー(ケヴィン・ベーコン)に助けを借りようとするが、ギャング団と関係しているジミーはあまりいい顔をしない。ジミーから無理やり武器を借りたチャーチは、ギャング団を襲撃するために彼らのアジトの近くに潜伏するが、そこで一人の不思議な少女に出会う。
ストーリーはアマゾンより
http://amzn.to/qFZeBh



アクション+反買春運動+西洋人の考えた東洋の神秘主義がうまく融合せずにこうなったと……。

『チョコレート・ファイター』の監督なのだが、アクションもそれほどよくはない。
脚本がまったくまとまっていない(ケヴィン・バーンハート)。

『シューター:狙撃手』

2011年11月19日 | Weblog
よい

マーカス・ウォーレン 監督
ゲイリー・ストレッチ、ヴィニー・ジョーンズ、スティーヴン・レイ、シャニン・ソサモン、クリストファー・リー、リー・ライアン、ジーン・マーシュ 出演

刑務所を出所してからは武器を使わない腕のいい取り立て屋として働いているブーツ。そんな彼のところへ久しぶりに父親が現れ、兄や母と会うようにと言い残していく……。



「狙撃手」に期待して本作を観ると裏切られることになる……(笑)。

これはクソったれな家族環境を描いた作品なのだ。
原題の「THE HEAVY」とは、この重い環境のことを指すのではないか。

いつ銃の扱いがうまくなったのか? その割には部屋の中での銃撃戦がショボい。あのオークションの親玉をやる必要があったのか? さまざまなおかしいところはあるのだが(笑)、かなりとりえもある作品。とくにあの母親の冷酷さがいい!

主演じゃない俳優がかなりいい。