映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』

2015年06月04日 | Weblog
よい

テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ 監督
グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、エリック・アイドル、マイケル・ペイリン、パッツィ・ケンジット 出演

神のお告げで聖杯の存在を知ったアーサー王は、配下の円卓の騎士たちと共に果てしない探索の旅に出る。行く手を阻む悪い魔女や怪物、謎の黒騎士を退け、アーサー王は聖杯の納められている砦にたどり着くが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23656





この作品を初めて観たのは1985年前後、今はなき高田馬場のパール座であった。
満席で、通路に寝そべる人や自分のヘルメットに座りこむバイカーまでいた。

おそらく『アンドナウ』、『人生狂騒曲』、『ホーリーグレイル』、『ライフ・オブ・ブライアン』を二本ずつ別の週に観たと思うのだが、本作『ホーリーグレイル』だけが日本語吹き替え版であった。当時、このエンディングは日本語で説明がないと理解されないからだろうと思った記憶がある。

印象と違ったのが、黒騎士のシーン。もっと長くて、日本語版のセリフもなんとか引き分けにしようとしていたと思ったのだが……。これはほかの映画やマンガの絶対負拳と混同しているのかもしれない。それほどこのシーンのギャグには影響力がある。

ディスクの映像特典でロケ地を再訪するのだが、そのラストには感動した。

『ザ・マシーン』

2015年06月04日 | Weblog
よい

カラドッグ・ジェームズ 監督・脚本
ケイティ・ロッツ、トビー・スティーヴンス、デニス・ローソン、サム・ヘイゼルダイン、プーネ・ハジモアンマディ 出演

西側諸国と中国とが冷戦状態に墜ちいった近未来。イギリス国防省は科学者であるヴィンセントに戦闘型アンドロイドの開発を依頼していたが、その研究は思うように進まず暗礁に乗りかけていた。義体は完成しているももの、それをコントロールする人工知能の開発に手間取っていた。何度も繰り返されるコンピュータとのテストの中、若い研究者・エヴァが画期的な人工知能の理論を唱え、ヴィンセントの助手に抜擢される。
より人間らしい人工脳にするため、エヴァの脳データをスキャンして大型コンピュータに取り込み終わった日、助手のエヴァが中国の暗殺者によって殺されてしまう。
ストーリーはウィキペディアより
http://bit.ly/1KGfaAj





低予算だが、重くなりがちなテーマをほどよくエンターテインメントにしている。

兵士マシーンが進化すると言語を失う(ように見える)のはわかるが、なぜ彼らを処分していたのかがわからない。
また、助かった彼らはどうなったのか?

監視体制が厳しそうなのだが、ヴィンセント博士にだけは特別に甘いのも問題あり(笑)。

『イコライザー』

2015年06月04日 | Weblog
よい

アントワーン・フークア 監督
デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ハーバー、ジョニー・スコアーティス 出演

ホームセンターの真面目な従業員、ロバート・マッコール。かつては、CIAの凄腕エージェントだった彼だが、引退した今は、自らの過去を消して静かな生活を送っていた。そんなある日、行きつけのカフェで知り合った少女娼婦テリーが、ロシアン・マフィアから残酷な扱いを受けていることを知る。見過ごすことが出来ず、ついに封印していた正義の怒りが爆発するマッコール。単身で敵のアジトに乗り込むや、悪党どもをあっという間に退治してしまう。これに危機感を抱いたロシアン・マフィア側は、すぐさま最強の殺し屋を送り込んでくるのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349444#1





60過ぎのオッサン(デンゼル・ワシントン)のアクション。見せ方に命をかけていた。

ほとんど主人公は派手な動きをしない。アップと短い動きをつなげて派手なアクション風に見せているのだ(悪くはない)。

太めの警備員(ジョニー・スコアーティス)がデンゼル・ワシントンを引きずっていくところと、ロシアン・マフィアがアイリッシュ・マフィアをしめるあたりが本当のアクションだろう。

クロエ・グレース・モレッツは太り過ぎに見えた。

敵が警察に扮してアパートにやってきて尋問するシーンの緊迫感がいい。

敵の前で時間を計り仕事をする一流のプロ……、説得力ないな(笑)。