映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『サボタージュ』

2015年06月08日 | Weblog
ふつう

デヴィッド・エアー 監督
アーノルド・シュワルツェネッガー、サム・ワーシントン、オリヴィア・ウィリアムズ、テレンス・ハワード、ジョー・マンガニエロ、ハロルド・ペリノー、マーティン・ドノヴァン、マックス・マーティーニ、ジョシュ・ホロウェイ、ミレイユ・イーノス、ケヴィン・ヴァンス、マーク・シュレーゲル 出演

DEAのジョン・ウォートンは、“破壊者”の異名で恐れられる伝説の捜査官。そんな彼が率いる特殊部隊は、副リーダー格のモンスターはじめ恐れ知らずのタフな部下8人で構成された最強チーム。彼らが次に狙うのは、要塞と化した麻薬カルテルのアジト。その計画には摘発という表の目的に加え、そこに眠る2億ドルの闇資金から1000万ドルの大金をネコババしてチーム内で山分けするという裏の目的もあった。こうして襲撃作戦は決行され、仲間の一人を失う犠牲を出したものの概ね予定通りに完了する。ところが隠したはずの1000万ドルが忽然と消えてしまい、おまけに不正を疑われたジョンは閑職へと追いやられてしまう。半年後、ようやくジョンがチームに復帰するが、時を同じくして、メンバーを標的とした連続猟奇殺人事件が発生、一人また一人と不可解な死を遂げていく。アトランタ市警のキャロライン刑事と協力して事件の真相解明に乗り出すジョンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349347





雰囲気にだまされて高評価の人も多いみたいだが、ツジツマがあわないところが多すぎる。

まず、切れたザイルのところに薬莢だが銃弾だかを置いてあるが、置いた理由がわからないし、それを調べずにほっておくのもおかしい。

次に、最初の犠牲者がキャンピングカーを列車の線路上に置かれて死亡するが、金がほしかったら殺す前に尋問するのがふつうじゃないか? そして、単に殺人のためにとても面倒くさいやり方をする必然性がない。仮に敵対勢力からの復讐だとしても、眠ったままの特殊部隊員ごと移動させられるか? 

以下ネタバレ






敵対勢力の特殊部隊3人を、ふたりで倒せるのか? こちらは無傷で。そしてどのようにして、彼らがやってきていることを知ったのか? 

仲間を中途半端に殺す理由が薄いのだ。

シュワルツェネッガーの女刑事からの消え方も都合がよすぎる。偶然に頼りすぎである。