映画日記(ためし)

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『フレンチ・コネクション』

2014年01月29日 | Weblog
よい

ウィリアム・フリードキン 監督
ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ、トニー・ロー・ビアンコ、マルセル・ボズフィ、フレデリック・ド・パスカル 出演

”フレンチ・コネクション”、それはフランスとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルート。マルセイユからニューヨークへ密輸される3200万ドルのヘロインをめぐって、NY市警の敏腕刑事ポパイこと、ドイル刑事と相棒ラソー刑事が、国際麻薬シンジケートの黒幕を追い詰める!



いまどきのわかりやすい作品ではない(笑)!
最初に殺される人がいったい誰なのか? というのは作品内で答えはない(ブルーレイのトリビア・トラックで、フランスの刑事だということがわかる)。
おそらく黒幕の敵対勢力のだれかだろうというのは想像できるが、フェルナンド・レイが黒幕だということも冒頭ではわかりにくいのだ。

「足の指をこすっているのか?」は、わけのわからんナンクセをつけて容疑者をビビらせるという、原作に忠実な設定らしいが、そりゃわからんって(笑)。

中盤で捜査の打ち切りが決まる。しかし、その直後にジーン・ハックマンが狙撃される。すると、ことばの説明なしに捜査は続行される。狙撃犯は冒頭の殺人事件の犯人でもあるのだが……。

このように、エピソードの積み重ねで観客に考えさせるつくりになっている。

カーチェイスもいいが、黒幕を尾行するところもいい。


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