映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ロンドン・ブルバード』

2012年02月21日 | Weblog
よい

ウィリアム・モナハン 監督・脚本
コリン・ファレル、キーラ・ナイトレイ、デヴィッド・シューリス、アンナ・フリエル、ベン・チャップリン、レイ・ウィンストン 出演

3年の刑期を終え出所したミッチェルはギャングの世界から足を洗うと決意するが、簡単にはしがらみを断ち切れずにいた。そんな時、ひょんなことから裏社会とは無縁の職にありつく。それは、若くして引退した今も悪質なパパラッチに悩まされ続ける元トップ女優シャーロットのボディガードというものだった。ところがギャングのボス、ギャントがミッチェルを気に入り、仲間に引き込もうと誘いをかけてくる。ミッチェルがきっぱりと断ると、今度は彼の周辺に累が及び始めてしまい……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=340963



映画館で観た。

原作が『サンセット大通り』を下敷きにした物語だというのでどんなものかと観に行ったが、その点ではたいしたことはなかった。あの異常性を期待するのであれば、デヴィッド・リンチの作品のほうがいい。引退した女優というあたりとなにをしているのかよくわからない謎のプロデユーサーが似ているくらいだ。

しかし、そこを気にしなくても、イギリス映画っぽい乾いた映像美、テンポのよさ(後半よすぎてちょっと困ったが)、展開のはやさが楽しめる。長さもちょうどいい(104分)。

記憶のすれ違いの表現はいらなかったのではないか。

エンディングの住居侵入あたりからが簡単すぎる(笑)。


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