映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『バロン』

2015年10月17日 | Weblog
よい

テリー・ギリアム 監督
ジョン・ネヴィル、サラ・ポーリー、エリック・アイドル、オリヴァー・リード、ジョナサン・プライス、ロビン・ウィリアムズ、ユマ・サーマン、ヴァレンティナ・コルテーゼ、ピーター・ジェフリー 出演

中世のドイツ、少女にせがまれた男爵が、襲い来るトルコ軍を撃退するために、昔の仲間を探しに旅立つ……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18721





スティングも出演しているらしいのだが、わからなかった……。

冒頭の、龍の口になぞらえた大砲を見ただけで、ああ美術にお金をかけてるなということがわかる。舞台の太陽の細工もそうである。

美少女がサラ・ボーリーでヴィーナスがユマ・サーマン。さすがである。

ジョナサン・プライスと死神に、既成概念と権力と死を象徴させて、それにさからう主人公が小気味いい。

これだけ観ていて楽しい作品もめったにないぞ。

メイキングで、エリック・アイドルが、「キューブリックとギリアムの作品には出ないのが基本(トラブルが多すぎるので)」とまじめな顔で言うのがすばらしい。


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