映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『インスタント沼』

2010年02月23日 | Weblog
インスタント沼 - goo 映画

ふつう

三木聡 監督・脚本
麻生久美子、風間杜夫、加瀬亮、相田翔子、笹野高史、ふせえり、白石美帆、松岡俊介、温水洋一、宮藤官九郎、渡辺哲、村松利史、松重豊、森下能幸、松坂慶子 出演

出版社に勤めるハナメは、ビミョ~な女性誌の編集者。微妙すぎて売り上げが伸びず、ついに休刊。会社を辞め、好きな男にもフラれ、人生をやり直そうと思った矢先に、ハナメの父親が沈丁花ノブロウという知らない男である事実を知る。確かめようと実家に行くと、母親は河童を探しに行って池に落ち、病院に運ばれていた。手紙の住所を頼りに、沈丁花ノブロウを訪ねると、そこは「電球商店」という怪しげな店だった。



90分くらいにまとめればもしかしたらよい印象になったかもしれない作品。

麻生久美子の明るさは大切だと思うが、伊吹吾郎の神主のシーンは必要だろうか(伊吹吾郎にはまったく罪はないのだが)?

細部におもしろいところはあるが、トータルな作品としてはおもしろくない。これが三木聡作品の共通の特徴になるのはもったいない。『転々』くらいの満足度をコンスタントに我々に与えてほしい。


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