映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『危険なメソッド』

2013年12月12日 | Weblog
よい

デヴィッド・クローネンバーグ 監督
キーラ・ナイトレイ、ヴィゴ・モーテンセン、マイケル・ファスベンダー、サラ・ガドン、ヴァンサン・カッセル 出演

1904年、チューリッヒ。若き精神科医ユングは、精神分析学の大家フロイトが提唱する“談話療法”を新たな患者ザビーナに実践し、彼女の心の奥底に眠る性的トラウマを突き止めて治療に成功する。しかし二人はいつしか医者と患者の一線を越え、愛人関係に。そんな中、一度は師弟のような友情を築いたフロイトとの間にも溝が生じ始めるユングだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343154#1





サスペンス要素というのは、ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)の幼児体験を探っていくところとフロイト(ヴィゴ・モーテンセン)とユング(マイケル・ファスベンダー)の関係悪化の過程の部分を指しているのだろう。どちらもおもしろかった。

しかし、ザビーナの幼児体験が明らかになったあとで、どのようにして治癒できたのかはよくわからなかった。

また、ヴァンサン・カッセル演じるオットー・グロスも独自の存在感で、ユングを患者の立場から刺激する絶妙な立場なのだが、フロイトとほんとうに血縁関係があるのかどうかは本作を見終わったあとでネットで調べて「後継者としてのフロイトの息子候補のひとり」であったことがわかった。

ユングの食欲の強調もおもしろかったが、心理学的にどういうことなのかはもちろんわからない。


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