【ステーキ漂流記season3】
今季7軒目(新規340軒目)「ステーキつかさ」(駒込)
丁度今から1週間前にボクが滅多に行かない豊島区の駒込駅から直ぐの所にある「ステーキつかさ」というステーキ屋に行って、【ステーキ漂流記】用のレポートをするために980円の「つかさステーキ」をパクつき、パシャパシャ写真に撮って【ステーキ漂流記】にアップしようとしたら…………ボロボロ、バッキバキなボクのスマホがついにうんともすんとも言わなくなり、逝ってしもうた。
そう、その未発表数軒のうちの一つが「ステーキつかさ」である。
つまり、今日の訪問はリベンジの訪問なのだ。
いや、リベンジって言うのもちょっと違うかもしれないが、そう言った方がとりあえずは面白い。
ということで、再び駒込。
んんんん?
なんか、やたらと人が多いなあ?
女性が多い気もするがなんだ?
と思ったら、六義園の桜を見る客だった。
よく見ると、警備員が雑踏で人混みを整備しているぐらい混んでるのね。
うん、確かに花見日和だ。普通の日本人なら駒込に行けばここなんだろうが、ステーキおじさん的には「ステーキつかさ」なんだよね。
いやいや、それにしても多すぎる。と思って駅の反対側に行くと……なるへそ、犯人はこいつか!
要はさ、駒込はこのW桜祭で大にぎわいなんだな。という花見の台風の目のような地域での【ステーキ漂流記】だった。
それにしても、本当、駅から近い。
そして、目立ってる。
店に入ると、お客さん、入るね。
前回はオーストラリア産の「つかさステーキ」だったので、今回はアメリカ産の「牛肩ロースステーキ」だ。券売機でステーキと赤ワインの券を買い、
カウンターの女性店員に渡す。
店内はカウンターのみ12席。「ペッパーランチ」のようなレイアウトで、元牛丼屋とも元カレー屋のような作りの店。
お客さんがいない部分をパシャ。
スタイルそのものは「ペッパーランチ」や新橋の「カルマ」のようなスタイル。鉄板焼きで輸入牛を安く食べる。
それにしても店内は女性店員1人と厨房にいる焼き係のおっちゃんだけ。こりゃあ大変だね。
そして、メニューが「ペッパーランチ」よりも豊富。
と、文章を打っていると……ステーキ配膳。
一口。
うん。
旨味・肉汁ではなく脂で食べるステーキ。「つかさステーキ」よりも若干硬め。尚且つ、タレも塩・胡椒もないとかなりシンプルな味だ。
タレをつけて二口。
うん。
まあまあ。
悪くはないがちっとも凄くはない。
なんだが、「ペッパーランチ」の成形肉を使ったステーキのようなケミカルな味はない。だから、味は並なんだけどいろんなメニューを安心して頼みたくなる。再訪問したくなるし、事実再訪問している。前回のが未発表テイクだから新規扱いではあるけどね。
それにしてもちと熱い。ま、そこはいいとして、この店が最もダメダメなのはナイフとフォークがないこと。いくら肉を切ってますとは言ってもちょっと大き目だし切りたくなる。そこに狭い店舗で回転率を上げる策略が透け透けに見える。そこが無愛想なんだよね。
と、文句は言うが、それでも全メニューを制覇したくなる店なんだよね~。不思議と。
美味しくも不味くもないのに、不思議とまた行きたくなるステーキ屋さんである。
総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★
雰囲気:★★
サービス:★
リーズナブル:★★★
メニューが豊富:★★★★
再訪問したい度:★★★★
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