ステーキ漂流記
9月3日
新規171軒目「ビヤホール ランチョン」ステーキランチ150g(神保町)
なるべくなら、新規の店、という考えである。行ったことがある店なら安定の美味い店になる。そうなると面白味が薄まる。安かろうが高かろうが博奕は博奕。突っ込む金がデカければデカい程、基本的にはハイリターンだが、ハズレればリスクは高い。リスクが低ければ、そうそう当たりは引かない。何のジャンルでも世の常だ。
で、今日は気分的にローリスクで。たしか、神保町の「食いしん坊」がある通りの列びに洋食屋があったハズ。そこのランチステーキがそこそこ安かったような。そう、靖国通りのディスクユニオンがある通りの対面の通り。「食いしん坊」もそうだが「ゴーゴーカレー」も目印。あったあった、このおじさんの人形の店。店頭のメニューのディスプレイがいかにも昔の洋食屋っぽい。
驚いたことに、「ランチョン」の創業は明治42年! 1909年……ということは106年の歴史がある店!煉瓦亭やたいめいけんは聞くが、ランチョンっていうのは聞いたことない。偶然にも煉瓦亭、たいめいけんクラスの超老舗の店だった!
席を案内されメニューを見ると、サーロインステーキが2800円である。ん、もうちょい安くなかったかな。ま……いいかと思って頼もうとしたら、下の方に目立たないようにステーキランチというメニューがあった。半分の値段。ワインをつけても2100円。このぐらいがいいね。牛について訊くと女の子店員からマスターと思わしき男性にバトンタッチ。
アンガスはアンガスでもオーストラリア産のアンガス牛ね。
ステーキ配膳。
一口。
うん、いかにもオーストラリア産。脂身以外は旨味はほとんどないが、特性のタレと焼いた時に出た肉汁を全体に薄くかけた様子。けど、4枚目の写真をご覧頂けるように、ちょっと焼きすぎ。オーストラリア産の牛を当たり前のようにミディアムで焼けばこうなる、っていう例そのもの。
ま……普通だよね。
そこで塩・胡椒やニンニク等での工夫が欲しかった。
ただし、付け合わせのポテトサラダが異様に美味かった。これぞ老舗の洋食屋の味!
まあ、たいめいけんよりかは遥かにマシだけどね。そういや、ビアホールやビアレストランのステーキっていつもこんな感じ。主役はビールだから仕方ないか。とりあえず、食べた後の感触は悪くはなかったから、あんまり低い評価はだせないけど、神保町に来たらこの店、と言うほどではない。もっと美味い店がいくらでもあるはず。
★★
追記
最近、新規の評価が低くてグルメ系のグループに載せられない。困ったものだ。
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