月に1、2回は浅草の老舗の洋食屋さん「ヨシカミ」に行くことに決めた。
1ヶ月、いろんなステーキを食べてきたが、全ては「ヨシカミ」の牛ヒレステーキを食べたことで評価のグラデーションが出せる。
それも老舗の洋食屋となるとハズレのケースが多い。メインはオムライス、メンチカツでステーキはおまけみたいな、ね。ところが「ヨシカミ」は前の投稿の写真にもある通り「真髄はビーフステーキ」と謳っている。「美味すぎて申し訳ないっス!」という決め台詞といい、相変わらず食べる人に挑発をしているアントニオ猪木のような店だ。
様々な問答はともかく、今日は牛ロースステーキ(サーロインステーキ)の200gと赤ワイン、それと前菜にコーンポタージュのカップとミニサラダを頼んだ。基本的にステーキは時間がかかる。人気店なら倍はかかる。ただ待ってるのもなんなのでこれまた名物メニューになってるコーンポタージュにトライ。
コーンポタージュだけどコーンそのものはなく、本当にコーンを潰して作ったような本物のコーンポタージュ。ボウルで頼んだら主役に対してしゃしゃり出た物になってしまう。
そうこうしている内に主役の牛ロースステーキが登場。200gだがロースとは言え結構な量に見える。話は前後するが、カウンター越しだとモロに調理の様子が見える。このステーキを焼く所を見たが、ワインのようなものをかけ、豪勢にビッグファイヤーを出して焼いていた。そのステーキが今目の前にある。そう、ワインで焼いているのだ。けどサーロインステーキにははじめからステーキソースがかかっているので、ワインの味など微塵もわからない。
サーロインステーキで200gというと女性ならちょっと多いが、野郎なら時折物足りない時がある。食べる前は追加でもう一つの真髄であるビーフシチューを頼もうかと考えていた。しかし、このサーロインステーキを食べている内に気が変わった。サーロインとは牛の腰の辺りの脂身が適度にのった部位。このため、先月食べたヒレステーキと比べると脂の濃厚な味がする。この脂身の部分だけちょっと切り難かったが、肉本体はミディアムにも関わらず切りやすく、食べやすい。それにヒレステーキよりもステーキを食べた重さがある。
他のステーキなら追加注文や他の店でおかわりしたが、このサーロインステーキにはそんな無駄なことをさせない魔力がある。6450円(コーンポタージュ&赤ワイン込み)は伊達じゃない。
やはり、下町の絶対王者である!!
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