この背景について、第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは、ドイツが東欧の需要や割安な労働力を取り込んだほか、製造業の高付加価値化に成功したことを挙げる。
そうですね、その通りかもしれません。
ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査部長は、デフレ脱却に向け、「賃上げの動きを粘り強く継続することが重要。賃金を上げ、企業の投資も増やす好循環が必要だ」と指摘した。
これも言われている通りの話です。
やはりこのグラフを見ると如何にドルベースの比較で不利な円安に陥ったのかが問題です。

日米金利差と普段書いていますが、ユーロに対しても同様な訳で著しい金利差による為替変動です。
ユーロ円のチャートを見ても当然ですが、アベノミクス以降円安です。
また同じ事を書く事になるのですが、低金利政策をしても中小企業や低所得へとマネーが回らないのが問題なんです。
そしてその結果個人消費が伸びないのでしょう。
そう言う対策が出来ない国の省庁に問題があるのにそこを公的に認めていないから行政改革の無駄省きだけで本格的な議論での人事交代にならないのです。
これ書いてもあまり意味ないのでしょうけど。