http://www.kanaloco.jp/sp/article/162745
現在のいろんな事象を想定していない憲法に国際的な貢献、協力関係無しに防衛も難しいのは配慮されていません。
本気であの古い憲法のまま、国際的な貢献もせず、またテロリストなどで協力関係を築かなくて大丈夫なのか疑問です。
基本的な問題は国会でも蒸し返されたように現行憲法では解釈を変更しない限り違憲なはずです。
それを法制局長官の判断で変更するのはそれこそ灯台下暗しでしょう。
結果を言えば、国民の議論を盛り上げて憲法を改正するしかないのです。
現実的な自衛隊は認められているのに、その活動を制限するとなれば憲法も改正するしかありません。
拡大する方向で改正するのしかマスコミは騒ぎませんが、重要な点は自衛隊の暴走を食い止める憲法でなければなりません。
その自衛隊の存在すら憲法解釈の現在では法的な手続きの遅れとしか言えない状況になっています。
最低限、自衛隊の存在を明確にして、更に国際的な貢献についてもその要望があれば検討するというのが現実に近いのでは?
また、同盟関係ばかりが大きく話されますが現実的にテロリストと交渉しない前提ならその他の国家、団体などに人質救出を依頼する事になります。
その際、相手のテロリストを軍事的に両国間同意のもとで攻撃するならそれは憲法違反でテロリストすらも国際的に認知されていなければただの部族だった場合戦争に近い話です。
相手が明確なら可能ですが、半ばその両方の存在なゲリラ的な場合、日本人は人質でもその人が戦闘するような格好なら捕虜でしょう。
実は曖昧なまま、人質交渉はされていた訳で杓子定規だと救出も大変です。
こう言った想定が無い憲法に現実の国際社会を渡る術は無いのでしょう。
国民も守れない、国際的な防衛網にも参加出来ない憲法を後生大事にするのが正しいのか疑問です。
憲法は解釈するものでなく、書き換えても現実的に国家、国民にベストなものであるべきです。
敗戦国として授かった武装放棄をそのまま継承し続けてきた為の歪さですから、そろそろ現実に合わせた内容にはしないと法の見直しの手続きの遅れでしかありません。