テレビ終焉はまだまだ遠い話

　今日は、様々なブログがテレビの終焉についてエントリしている。
　多分、テレビ局の４割が赤字だという報道が出た事が原因だと思う。

　【読売】テレビ・ラジオ９２局が経常赤字、地デジ設備投資ズシリ

　しかし、この記事を見た時の俺の感想は

「ああ。テレビ業界ってまだまだ滅びないんだな」

　…なのであった。
　企業の平均年収番付では、上位にずらりとマスコミが並ぶ。表彰台独占なのである。朝日、フジ、ＴＢＳ。全部年収1500万円オーバー。驚くなかれ。平均年収がである。

　2008年の平均年収、1～3位はやっぱり"あの"業界が独占!

　広告費ってのは経費なので、税金対策なんである。税金として収めるぐらいなら、広告費で調整しようってのは、大きな企業ならどこでも考える。
　不況なのはどこでも一緒だ。テレビ局４割が赤字とか、トヨタとかの「広告費の適切化」発言とか、単なるガス抜きだと、俺は見る。
　むしろ急激に広告費増やしているところは合法的な脱税をしていると見てよくない？違うの？

　テレビを本気で潰す気なら、広告費よりお得な経費計上策を推奨するか、広告費に税金をかけるしかなかろうと思う。（麻生総理は広告費に税金かけようとして叩かれてるんだよね）
　現状のままでも、自社の給与20％カットで十分赤字は埋められる。あるいはそのハンパではない内部留保を吐き出して社員を守ればいい。簡単な話だ。どうせ景気が上向けば、広告費は復活する。


　本当のテレビの終焉というものは。
　放送電波の自由化が成った時（既存マスコミは電波を私物化すんな）だろう。その時は、多分「はじまり」でもあるのかもしれない。

　つまり、テレビは滅びないんだな。多分。
　朝日やＴＢＳが上位に存在している…つまり両班階級が牛耳っている限りは、緩やかに現体制の質が劣化していき、破綻してはいくだろうとは思っているが。
　それにしても凄いなＴＢＳとかのマスコミトップ３社。俺電通（14位）がもっと上位にいると思ったよ。

　そりゃー「1700万以下が嫌なら辞めてください」とかいう台詞も出てくるわ。

　とりあえず、ウチは全アニメをチェックしている嫁がチャンネル権を独占しているが…将来、チャンネル争いとか起こるのかね？とか思ったのであった。

Ｐ．Ｓ．

　若干話が違うのかもしれないけれど…。
　韓国では、2007年中頃からパチンコが法律で禁止されて、金が消費にまわったという記事が出ていた。この件は日本では一切報じられていない。
　パチンコＣＭが山ほど出てる日本のテレビがおかしいってのは、すごく同意しやすい話ではあるんだよな…。

　若宮健レポート「今こそパチンコの禁止を」より