あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

妙に気になる絵

2009年01月20日 22時13分20秒 | 国際


 某アートギャラリーにあった、1枚のCGグラフィックを紹介。
 その政治的背景がなかなかブラックで、重いテーマなので、俺の解説…つまりはネタバレを読む前に、よくこの絵を見て欲しい。

 邦題は、直訳で「少女が一輪の花を戦車の上の軍人にあげる」
 ※訂正:タイトル「黙示録をくれ」だそうです。この絵を紹介しているところで、「Digg - Little girl gives a flower to soldier on tank」だったので、これをタイトルと勘違いしていました。







 さて。ここからがネタバレ。
 よく見ると、彼女は背中に大量の爆薬を背負っており、軍人から隠すように背中に回された手には、起爆装置が握られている。

 ほどけたワンピースの背中がセクシーで、男なら思わず注視してしまう位置に、普通ならやわらかい少女の背中が見える部分に無骨な爆薬があり…。

 怖いというかなんというか。


 この風景は、別になんら珍しい風景ではない。
 俺は一度、大量の爆薬と起爆装置を身にまとった少女が、米軍の基地を訪問する動画を見た事がある。
 その彼女は、起爆スイッチを気合一閃で押すんだが、不発に終わる。
 イスラム原理主義者を相手にしている軍人には、よくある恐怖の絵なんだと思う。

 この政治的テーマとして、俺は、以下の人物への怒りを読み取った。

・一般人に扮装したテロリスト
・テロリストに仕立て上げた指導者

 テロリストが少女である点が、この印象を強くしている。

 日本もかつて、大東亜戦争で中国にやられた戦法だ。
 南京事件は、後世に「南京大虐殺」として、未だに反日主義者に宣伝に使われている。アートによる反米非難。こーゆースマートな非難はいいねぇ。
 「ヘタリア」も、キッチリ韓国編も含めて発表してしまえばいいのにな。

 最近、日本では、反特亜的マンガが増えている。
 アートより、日本のマンガによる文化侵略度合いは、与える精神的浸透度を考えると桁違いに大きいとは思うんだけど…。


 ところで。この絵の少女。軍人に隠している方の腕には火傷の後がある。これが、恐らくは目の前の軍人への「復讐」を示していると思われる。
 つまり、ナパームとかで家族が焼き払われ、天涯孤独となって生き残った少女とか、そんな設定なのだ。
 この一枚絵を眺めていると、数々の物語を想像することができる。たった一枚の絵でここまでメッセージ性があるのは凄いよなぁ…。ちょっと感動してしまった。