あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

大事にしていきたい人々

2010年02月01日 22時36分24秒 | 政治(国内・その他)
 国会で名を売った長妻昭。テレビでガンガン宣伝され、ミスター年金と言われた、年金問題のスペシャリストという印象だったんだけど。
 実際、本人たっての希望で厚生労働大臣になってみたら、これがド素人丸出しで。結局何もできない人である事が発覚。脱官僚の流れで官僚の手助けも受けられず、なんというか、まともな答弁を見たことがない。

 結局、民主党っつーのは、実務能力ゼロな人達の集団である事が露呈しているのだけれど、そんな嵐のような敵失を、自民党は取り込めないでいる。

 じゃあ、そんなクソな民主党にすら、自民党は劣るのか。マスコミが取り上げるように、現在の自民党の「迫力不足」というのは、本当なのか。

 んな事はないんじゃないの?俺は思う。

 小泉進次郎氏や、西田昌司氏等、新人でも(敵失の嵐故に、名前を売るのがすんごく簡単なだけという説もあるものの)現実的で優秀さが仄見える人々も、自民党にはいるし、伝統保守をベースにして自民党を建て直そうと考える谷垣禎一氏も、俺的には好印象だ。

 …まあ、谷垣氏は将来的な消費税アップの議論を次回参院選でやるとか言っているので、選対としてはちょっと問題ありそうな気がするけどさ。
※俺は消費税の増税には反対の立場。デフレ時に増税論を持ち出すとかアホだと思う。景気に左右されない社会福祉用の安定財源が必要なのは理解できるものの、消費を促進しなければならない時期に言う事ではない。景気が回復し、インフレに転換した後に打ち出すべき議論。

 中でも、もっとマスコミが取り上げれば必ず人気が出そうな人が、京都の西田昌司氏である。

 学生時代はずっと神童で。行く気もないのに中高と灘中・灘高を腕試しで受けて合格して蹴り、中学の時は駿台模試トップ3連覇というバケモノじみた学力を持ち。その後も京大・東大即応と有名模試で2位以下を引き離してのダントツトップを連発。
 実家から近い滋賀大に入学してから、6ヶ国語をマスターして税理士になって、社会人経験の後に政界へ転身。初出馬から6期連続トップ当選した府議である。これでも参議院1年生。

 ちなみに、「正しい日本を創る会」「真・保守政策研究会」等に所属する。保守色の強い政治家だ。
 この西田氏、現在は1年生ながら、与党・民主党に「爆弾男」と、まるで犯罪者のような2つ名で恐れられており…。


鳩山シドロモドロ“新・爆弾男”西田議員に民主戦々恐々

実際、政府・与党も警戒し、すでに“西田シフト”と“宿敵”が存在。
「西田氏が質問に立つ際、民主党は芝博一参院議員をヤジ要員として近くに座らせ、輿石東参院議員も後ろでにらみをきかせる」(政府関係者)という。


 西田氏の台詞が超・正論なだけに、既にまともな対抗手段がとられていないという。 

 ちなみに、彼は2世議員である。
 西田氏は、2世議員なのにその超正論僻故に嫌われ、父の地盤での選挙であるにも関わらず、自民党公認がもらえなかったとの事。
 当選後、追認されたとの事だが…。野中広務なんかからは大変嫌われているとの事。まるで故中川昭一。

 世襲禁止?ばかげてるだろ?
 長妻先生と比べてごめんなさい。格が違います。

 小澤の師匠である田中角栄を失脚させたロッキード事件の「爆弾男」、楢崎弥之助からのネーミングか。そう考えると現状にぴったりな気がするけど。
 どちらかと言えば、詐欺師の片棒を担いで自衛隊クーデター説を流布した事件の「楢崎弥之助」や、永田メール事件の爆弾男からのネーミングだろうな。

 なんか、西田氏の事を責めたいのだけど責められない、民主党諸氏の言葉の裏側が透けて見える気がする。「デタラメを言うなと言いたい」みたいな。