あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

上司連中に宛てた手紙

2009年01月15日 22時16分34秒 | 日常ネタ
 年末の忘年会の事ですが、社長が

「景気は今年中に回復すると思われる方、挙手をお願いします」

 と言われました。私は、1人だけ挙手しました。社長は、続けて

「では、今年以上に景気は悪化して終わると思われる方、挙手をお願いします」

 と言われました。私以外の全員が挙手しました。

「みなさんが、そう思われるのなら、きっと来年はそうなるのでしょう」

 と、社長は締められましたが、私はこの社長のお言葉に、文句を言いたい。
 何故なら、社長やM部長が、これからどんどん景気が悪くなる事を力説した上での問いかけであったからです。
 はじめから、「今年は景気が悪化する」という印象操作の上での質問なのです。

 日本経済の受けたダメージというのは、実はそんなに大きくない。と私は思います。
 現在の日本経済の株価下落は、日本の流動株の大半を保有している外国人投資家の利益確保が要因です。
 今年年末ごろから、日本の個人投資家の証券口座開設がピークになっています。当然です。日本の受けたダメージの小ささを考えると、現在の株価下落はあきらかにパニック売りだからです。思い切り割安感があるからです。
 そして、日経をはじめとして、「日本は外需に依存しているので、アメリカや中国の経済が失速しては顧客が激減する。もう日本はおしまいだ」とバカな言葉を繰り返していますが、実は日本はアメリカに次ぐ「内需依存国家」です。(対GDPで輸出依存度は16%ぐらい)


 では、なぜ今日本はこれほどまでに景気が悪化しているのでしょうか。
 それは、日経をはじめとする、マスコミの責任が大きいと思っています。
 「日本はもうおしまいです」論が、日経を筆頭とする、日本の経済紙は大好きです。マスコミが悲観一色になると、それを受けて日本経済が動揺し、流動性が低下する。ただその悪循環なのです。

 フランスやアメリカの経済紙を見ていると、なるべく明るいニュースを流そうとします。自国の経済停滞を招くと解っているからです。腐れ日経。私は大嫌いです。

 昨日、A社(我が社)にて主要メンバー会議がありました。
 私は仕事の都合で少々遅れて、途中参加でしたが、お話の内容は、現在の経済状況が中心でした。

「今年は厳しい。人はいらん!案件情報をちょっとでもくれ!」みたいな。

 Sマネージャ、M部長のおっしゃる事はわかります。これだけの経済危機ですし、正確な現状把握ももちろん必要でしょう。
 しかし、上に立つ者が、悲観論だけは駄目でしょう。少なくとも私はそう思いました。年末の忘年会での社長の話もそうでした。

 美容・ヘルスケア分野は落ち込んでいません。ヘッジファンドでプラス収益が出ているところがいっぱいあります。国が既存住宅の省エネリフォーム費用を半額負担する話も出ています。
 安売り分野しか今強くないといったSマネージャ。じゃあなぜしまむらや西松屋が落ち込み、ユニクロが独走なんですか。「量」のイオンが落ち込み「質」のセブンがなぜ最高益なんですか。
 円高が悪?ならば何故、アメリカは「強いドル政策」なんてするんですか。
 

 車業界の落ち込みは当然です。7割がアメリカの需要なのですから。日本は交通インフラが世界一整った国で、世界で一番車を必要としない国なのです。自動車業界が日本経済の全てか?一度考えてみてください。

 とにかく私は、日本経済論をぶる日経中心のエコノミストの言を非常に嫌悪しています。悲観的現状の把握は必要ですが、悲観に傾きすぎていると思います。
 今挙げたとおり、日本経済回復の兆しもちゃんと見えます。こんな時期だからこそ、社員のモチベーション維持の為にも、明るい話題を出さないでなんの経営者かと、苦言を申し上げる次第です。



 …というような文章を、ウチの会社の社員用HPの掲示板にアップしようと思ったら、掲示板がなかった。
 しゃーないので上層部にメールで発射。

 ものすごい見当違いな返答が返ってきて悲しかった…。
 いや、別に俺はあんたら上司が、一般論を語っているわけではなく、現状の真実を語っているのは判っている。誰も嘘を言っているなんて、思ってないさ。

 ただ、日経ベースの悲観論を延々1時間近く垂れ流した後、「こんな時期だけどみんなで乗り切っていきましょう」ってのは、誰でも言えるんだよって言いたかったのだ。

 うーん。なーんか、「木を見て森を見ず」だと思わないのだろうか。



イギリスBBCの「トップギア」

2009年01月14日 22時18分12秒 | 国際


 ニコニコ動画に「トップギア」というイギリスの車関連のバラエティ番組が字幕付きでアップされていた。
 メインは日産の新型GTRの紹介で、「ちょっと見てみるかな」ぐらいの軽い気持ちで見始めて、最後まで見てしまった。いやー。ちょっと日本のバラエティ番組では考えられないセンスだな。正直凄いと思った。

 番組では、日本海側から「電車 VS GTR」で東京駅を目指すというもの。(つまりアホな企画番組なのだ)残念ながら結論は後編の番組を待たねばならず、未視聴。

 やたらと日本がカッコイイ。しかも「素」のかっこよさなのだ。こーゆーのの爪の垢でも煎じて飲みやがれと、日本のテレビ局に俺は言いたい。
 まあ、イギリスはイギリスで、日本をちょっと美化しているなと思った。で、編集側も、「イギリス人が日本を美化している」という事を前提に、できるだけかっこよく撮ろうという意気込みを感じる。いやー。こーゆーのは嬉しいね。


 例えば電車側だが、

タレ1「おいおい。ジョークだろ。ほんとに1時32分ちょうどについたぞ。この超特急列車」

 と、驚き、タレント2が、新幹線のグリーン車にて資料をくりながら

タレ2「新幹線のここ数年の遅延は、平均6秒だそうだよ。1分以上遅れたら、電車が遅れた証明書を発行してくれて、会社側に電車賃を返金してくれるそうだ」

タレ1「マジで?」

タレ2「我々の国では10分以上で遅延だね」

タレ1「あー。もーウンチクはいいよ」

 とまあ、こんな感じでさりげなく日本のハイテクや時間へのこだわりの紹介をする。
 GTR側はGTR側で、車中のカーナビの、なんというかこんなの普通に使うにはいらんだろと思うような、ニコ動的表現で言えば、「才能の無駄遣い」機能を紹介し(流石にGTRは高級車だ。無駄にすげぇ…)、高速道路のNシステム…オービスなんかを、下品でブラックなエゲレスジョークを交えながら紹介する。
 …高速道路を180キロでカッ飛ばしながら。140キロで走る前の車を「このノロノロ運転がっ」と罵りながら。
 (にやにやしながら)いやあかんだろ。日本の交通法規守ろうぜ。つーか日本語わからんし、日本の交通法規知らないか。
 でも、オービス対策で、オービス発見したらマスク被る(オービスはナンバープレートと運転者の顔写真を撮影するから)し、日本の事を知らないようで知っている…。いや、日本の車関連はよく知っているのかな?

 編集のカットもスピーディーだし、日本の番組に比べて…。そうだな。無駄な部分がほとんどないんだな。CMがないってのもあるだろう。
 そういう意味では、「間」を重視する日本と、3秒の沈黙が怖い欧米人の差が出ているのかもしれない。

 こーゆーの、新鮮でいいなぁと思う反面、「間」というか「タメ」の重要度もわかるので、きっと一長一短なんだろうなと思う。


 面白そうでしょ?
 ま、興味のある人はどうぞ。

これはナットクの消費喚起策

2009年01月13日 23時22分15秒 | 経済
 て言うかちょっと目からウロコだった意見を見たのでご紹介。
 某サイトのコメント覧で見た、消費喚起策である。

>ただ現金をばら撒くよりも、政府が額面千円11枚綴りの商品券を発行、それを1万円で販売する。差額の千円は税金で補填。
>実際にコレやって成功している自治体もありますし。


 ああ思い出したよ。「試してガッテン」系の、地域の知恵拝借番組でやってた成功事例だ。
※「試してガッテン」だったかどうかは忘れた…。

 この策はいいよなぁ。何より「給付」でなく「販売」であるあたりが非常に慧眼だ。これの大きなメリットは、

1.消費意欲がある人しか購入しない
2.確実に地元で消費される
3.誰も損しない(政府は損をする)

 である。無論、金券ショップで転売する目的で大量購入する人もいるだろうし、商品券偽装も発生するであろう事が想定されるが、流通する金の量が増えるので、少なくとも現金ばらまきである今回の定額給付よりははるかにダメージは少ないし、コストもかからないだろう。

 また、定額給付の場合はそのまま銀行に預金してしまえるが、政府発行商品券はそれができない上、その消費も自分で足を運んで店舗で購入するという、かなり理想的な形以外にない。

 ウチもアフェリエイトを置いてるので人の事を言えた義理ではないのだが、「通販」というスタイルは、確実に地域の復興を妨げている。
 アマゾンで本を買ってるって事は、本の需要の何分の1かはアマゾンに盗られているわけで、地域の本屋さん等の確実な需要減に繋がっているのだ。

 まあ俺は、ネットショップに代表される、日本国内に限定した「プチ・グローバリズム」はある程度肯定しており、需要のない小規模な本屋が淘汰されるのは現代の宿命だと思っているが。

 例えばの話。

 だってどう考えても地方のアダルトグッズ屋やDVD屋はボッタクリだろ。在庫も必要だし、店舗構えてるので仕方がないといえばそれまでだが。
 もはやネットで陳列する事が不可能なイリーガルなものを扱わねば、生き残りは不可能に近い。同じ商品が、ネットだと半額以下でかつ、品揃えが比較にならないし、さらに自宅に届けてくれ、送り元偽装サービスまであるのだ。

 高い物でも買わせるには、「ここにしかない」等の付加価値が必要だ。例えば服屋なら、ずば抜けたセンスの店員がいて、コーディネートしてくれるとか、本屋ならフライングゲットできるとかな。

 国内限定の、「プチ・グローバリズム」は、富を得るのが同じ日本人であり、損をするのが地方商売人なので、富を得るのが国内売国奴と、米中といった外国でないだけに、まだマシだと、俺は考えている。

 ま、ちょっと話は微妙にズレるんだが。
 俺の友人に、ブ○ジストンとヨタの営業マンがいるんだが、俺がタイヤを「価格ドットコム」で購入して、持ち込みで××モーターズに持ち込んで、タイヤ交換を依頼した話をすると、声をそろえて

「「お前は我々の敵だ」」

 と言い放った事を思い出した。地域店舗にとってネット勢力ってのは怖い存在なんだろうなぁ。

どんなソフトにも存在するセキュリティホール

2009年01月09日 22時39分16秒 | 日常ネタ
 日立の秘文というソフトがある。
 ビジネスユースなので、あまり知名度はないかもしれないが、読んで字の如く、セキュリティ系のソフトである。
 ネットワーク上に秘文サーバを立ち上げ、クライアントを常に監視する。ファイルのコピー等、全てログに記録される。

 秘文最大の特長は、ネットワークから切り離されたクライアントパソコンのデータを、他のストレージに移せなくなるという点だ。

 どういう利点かを具体例をあげて説明すると、ノートパソコンを自宅に持って帰り、自宅のネットワークに繋いでも、ノートパソコンの中身をコピー等で取り出すことができない。
 ノートの中のハードディスクを取り出して、そのハードディスクを別のパソコンに接続しても、ハードディスクが未知のフォーマットな為、中身を見る事ができない。

 要するにアンチ情報ドロボウシステムなわけだ。

 俺は別にドロボウではないんだが…。今、会社で、お客さんのネットワークに接続してシステム開発を行っている都合上、恐ろしくファイルコピーがうざい。
 なんとかして、このファイルコピーのうざさから開放されないかと、ちょっと考えたんだが…。ぴこーん。閃いた。

 と、言う訳で、俺は本日GMAIL DRIVEを導入した。
 GMAIL DRIVEは、GoogleのGMailを使ったオンラインストレージである。
 つーかさ、これ秘文の完全なるセキュリティホールみたいなもんだろ…。ノートパソコンを自宅に持ち帰り、自宅のネットに繋げて、GMailDriveのストレージに全部コピーしちゃえる。

 秘文のウリは、ノートパソコンやハードディスクごとドロボウされた時とかでも、中身が取り出せないから安心ですよーってソフトなのに。

 秘文の使い方が、ウチの企業がなってないだけだろうか。
 …まあ、セキュリティソフトの抜け道なんて、どんなソフトだろうともいっぱいあるのだ。悪意がある奴がいて、そいつがちょっとそれについて勉強すれば、それで終わり。

 むしろ、情報秘匿の重要性ばかり、最近強調されてて、その弊害…。ファイルコピーが普通にできないとか、あきらかに能率低下してるだろ?そーゆーのを、

「ショーガナイ」

 という一言で納得してる人が多すぎるような気がするんだが。
 もはや時代遅れのコピーワンスとか、各種コピー防止機能は、俺はほぼ無意味だと思っている。

 …まあ、そういう風に感じるのは、自分がそれなりに技術面に明るいからかもしれないけどね。コピーワンスだってプロテクト外して普通の映像データに変換するのは凄く面倒だし、一般のユーザはそこまでしてフリーのデータにしようとは思わないし、効果はあるんだろうけど…。

 現在、違法コピーとかで莫大な利益をあげている連中にはまったく効果がない段階で、もはやこれらのセキュリティは、善良な一般ユーザだけを苦しめているとしか、思えないんだが。

 この間、中国の動画配信サイトが、日本ドメインを弾くようになった。
 要するに、日本国内の権利者と中国の動画配信元の思惑が一致したわけだ。
 日本国内の権利者は、中国の動画配信サイトを日本人が見れなければ、自分達の利益は確保できると考え、黙認した。
 中国の動画配信元は、著作権保持者である日本人にばれなければいいと思ってるんだろうな。

 ほらな。これって単なる日本の一般ユーザいじめじゃないか。日本人にだけルール遵守を強制し、世界はルール違反を黙認する。


※違法コピーを推奨しているわけではありません。
 現状の「真面目な奴が損をする」というのがイヤだと言っているのです。

まさに人間のクズども、シーシェパード

2009年01月08日 23時05分45秒 | 捕鯨問題
 これは、共同船舶株式会社・社長山村氏GJだろう。

 プレスリリース:シーシェパード、第二共新丸行方不明者捜索を妨害

 何がGJって、本当に被害者なんだから、もっとちゃんと騒いでもよかろうと思ってたところで、キチンとツボを押さえた抗議をしているからだ。

 これは、どっからどう読んでも、シーシェパードが悪者に見える。
 シーシェパードとしては、遭難者の救助を支援にきたのに、ジャップは追い返したニダ…じゃなかった追い返しやがった!やっぱり捕鯨してる連中は心が狭いぜ!ってのを全世界放映したかったんだろうが。

 ▼無灯火で近づくスティーブ・アーウィン号
 

 「無灯火で接近」している事に言及しているし、「0.2マイルまで異常接近」も単位をマイルにしている。これを下手にメートルなんかにすると、322メートルになってしまい、なんだか異常接近って大げさだのうって話になってしまいがちだ。
 実際は、322メートルまで接近なんて、異常接近である。船は整然と道路を走っているわけではないし、急に方向転換なんかできない。どっからどう見ても嫌がらせでしかないのだ。0.2マイルの方が接近している印象を与える事ができる。100キロより0.1トンと表現した方がデブという印象を与える事ができるのと同じだ。
 また、無灯火で接近なんて、妨害する気満々だ。このうんこ団体は、救難信号をキャッチして、妨害にやってきたに過ぎない。

 そんな非常識な奴らが、「捜索に協力する」と言いながら「捜索終了後は妨害を行う」と叫んで近寄ってくるのだ。仲良く捜索なんて出来るわけがなかろう。なんて腐った奴らだ。
 とりあえず、日本鯨類研究所は声明を発表しているが、日本国内のマスコミが、これを大きく取り扱ってくれる事を願う。

 「日本の捕鯨船が銃撃してきた!」とか言って防弾チョッキから鉛玉を取り出す自作自演を世界上映するようなクソな集団に、俺は怒っている。
 流石に「ジャップに銛を突き立てろ!」と英語でペイントしたレンタカーを、英語が読めないジャップに貸し出すオーストラリアの連中だ。俺は怒っている!


 そして、この件をいち早く報道するAFP通信。偉すぎるわ。マジで。

★不明の捕鯨船員「環境保護団体が捜索妨害」、団体は否定
【1月7日 AFP】
南極海で日本の調査捕鯨船団の乗組員が行方不明になった事故で、船を所有する共同船舶と鯨類研究所(ICR)は7日、米環境保護団体シー・シェパードが捜索を妨害したと発表した。
共同船舶とICRは共同声明で、シー・シェパードの船スティーブ・アーウィン号が無灯火で接近し、捜索を妨害したと述べた。
スティーブ・アーウィン号のポール・ワトソン船長は衛星電話でAFPに、手助けしようとしていただけとし、「妨害していないと分かっていながら非難するのは失礼で不当だ」と述べた。

共同船舶は6日、乗組員が当直に現われず、行方不明になったと発表した。
海中に転落したとみられている。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2555438/3657479

 ほら見てみろこのAFPの記事全文。
 予想通り、シーシェパードは「我々は捜索の支援に来ただけだ」という台詞が、いち早い共同船舶の声明によって、なんと薄っぺらく感じる事か。

 「被害者帝国主義」か。先に被害者を名乗った方が勝利ってのは、確かに的を射ているなぁ。

 んで、ほんと頼むわ…。全力スルーとか、アリバイ的にちっこく隅っこの方に記事を載せるとか、そーゆーのホント止めてよマスコミさん。


関連エントリ

 ケアンズの洛陽

 愛鯨無罪

薄いテレビは必要か

2009年01月07日 22時49分05秒 | 経済
 冗談でもなんでもなく、テレビのこれ以上の薄型化の意味がわからない。
 いや、どっちも凄いとは思う。

 【ビクター】32v型液晶ディスプレイで薄さ7mm・世界最軽量を実現(1/6)
 

 【サムスン】世界最薄6.5ミリのLEDTV公開へ(1/5)
 

 ちなみに、どちらも一番のウリを「薄さ」に持ってきているんだが、ビクターの方は、ウリは他にも、世界最軽量、使用資源量約50%削減、水銀レス低環境負荷技術+強度は従来通り(つまり運送コストも低減)という、どうなんだろ。こっちの方がよっぽど大きなうりだと思うのは俺だけなんだろうか。

 さらに、バックライトにLED採用のテレビは、(上記韓国の新聞の記事では)サムスンが世界初で採用とあるが、既に日本で普通に実用化されている技術なのであった。ちゃんと裏を取ろうよ。2004年代のソニーの技術である。
※ソニーとサムソンは提携してるからその関係?

 ソニー、LEDバックライト搭載の液晶テレビ「QUALIA 005」一般販売

 そういえば、ソニーはサムスンと提携してたよね。ブラビアでも使われている技術だ。さらに、ノートパソコンではバックライトにLEDはもはや珍しいものではない。

 バックライトへのLED採用加速 ノートPC“エコ革命”着々


 こうしてみると、ビクターのテレビの1日前に発表しているのが、いかにもあざとい。プレスリリース時期が漏れてた可能性は高い。

 虚勢の宣伝だなぁと思ったり。嘘はやめようよ…。普通に6.5mmって凄いと思うからさ。強度が犠牲になってなきゃいいけど。

 で、冒頭に戻る。
 これ以上の薄さを競う意味がわからん。連れに家電販売員がいるんだが、

「子供がいるなら、硬質ガラスのテレビの方がよく出る」

 とか言っていた。うちは亀山工場製のテレビなんだが、嘉人がよく画面を叩くんだ。液晶は画面が軟くていかん。

 防水仕様!メガネ並に傷がつき難い!画面の張替えが素人でも可能!超軽量!

 …とかいう方向性の方が、いいんじゃないかなぁと思うんだが。日本国内仕様的には。
 なんかさ…。実用面からかけ離れてないか?よく考えてみろよ。テレビなんて日本家屋で壁掛けなんかできると思うか。


新年初めのお題が変態とは…

2009年01月06日 22時48分46秒 | 毎日新聞
 年末30日に子供が産まれて。31日から1月4日まで嫁が入院。4日退院後、即旅装を整え、嫁の実家に移動。現在、嘉人と次郎(仮称)と嫁は、嫁実家にいる。
 5日午後に帰宅し、健康保険とか、家族異動届とか、入院費の支払とか、各種産時支給金の申請とか、その他もろもろの書類の準備に、退院時の手荷物を全部ほっぽりだしていたものの後片付けとか、掃除とかで、かなり忙しかった。

 と、言う訳で本日は初出勤。そして「にわか独身生活」のスタートである。
 土日は、車で片道3時間半ぐらいの嫁実家を往復するので、微妙に忙しいんだけど、少なくとも平日は、当ブログの更新ペースは元に戻る。2日エントリを投下できなかったのは初めてだ。中国産はちみつの件とか、書きたいネタはあったんだけどなぁ。調査不足だ。

 ま、あらためて本年もよろしくお願いします。コメント返信も滞ってる…。

 さて。本日のお題は変態新聞である。

 定期的に燃料を投下するよなぁ。毎日新聞って。
 今や、毎日新聞は朝日新聞以上のヒールだ。むしろ朝日新聞は、去年の初め頃から無条件な中国賞賛を抑え、かなり厳しくつっこんだ記事を書いている。機を見て方針転換を行っているのだろうか?それとも毎日新聞のあまりのヒールぶりに目立たないだけだろうか。(そんな風に思ってちゃんと探せば、【日本も、どんどん難民を受け入れよう。経済が厳しい時期だが、就職先確保や日本語習得など地域協力が必要だ】 …みたいな記事も書いてるんだよなぁ。流石だよクオリティペーパー)

 今や、俺みたいに1日3つぐらい新聞を読んでる変な人を除けば、新聞のコアユーザーは50代以上だから、毎日新聞はネットユーザーを切り捨てて、完全にネットに敵対する道を選んだわけだ。むしろ潔いと思う。
 これでネットユーザーと迎合でもすれば、せっかくのコアユーザーからも見放されかねないもんな。ネットユーザーとの関係修復は絶望的と踏んだわけか。かしこい。

 と、言う訳で、年末年始にあった、突出した毎日新聞記事を紹介する。
 俺、まともに年末年始は情報収集できなかったもんな。本日は備忘録みたいなものだと思って欲しい。

 【毎日】協調こそ回復の処方せんだ…東アジアで共同プロジェクトを

 大東亜共栄圏の妄想か…。今や、朝日新聞すらこんな論説は書かないだろうと思う。マジで腐っとるがな。
 具体的に腐っている点は、以下の通り。

「日本と韓国を海底トンネルでつなぎ、中国や東南アジアまで縦横に走る高速道路や新幹線を敷設する構想もある。戦後の信頼醸成の努力が欧州に比べ立ち遅れたアジアでは、大構想が持ち上がっても相互不信や政治的な対抗意識が邪魔をし、具体化しない例が多かった。だが、単独行動の限界を鮮明にした経済危機は、政治的障害を克服するきっかけとなる。雇用創出や経済関係の緊密化、信頼醸成を一気に進める絶好の機会ではないか」

 これは、現韓国大統領、李明博が大統領選挙の時に掲げた、「日韓海底トンネル構想」そのものだ。
 先日ヘリの事故で死亡したと言われている、統一教会教祖の文鮮明氏が、全世界を高速道路で繋ごうという「国際ハイウェイ構想」を提唱した。おそらくは、それが元と思われる。
 面白すぎるな。もしかして反学会色でも打ち出したつもりだったんだろうか。だとしたら愚かとしか言いようがない。

 あと1つ。こちらは本日の記事。

 【毎日】孤独の岸辺:/6 性風俗店で働く主婦
 ◇でも、居場所は家庭「家政婦」以外の世界を求め

 表題だけで全てを語る、見事の記事である。多くの説明を要しない。
 少子高齢化が進み、ダンナでは満足できない日本女はみんな売春婦…。毎日変態新聞の本領と言ったところだ。
 取材元も明らかにできない、「シナリオライターに書いてもらいました」と言われてもまったく違和感がない、こんな記事、素人投稿でも書ける。
 どうやら変態は、主婦層の反感も回復不能と見ているようだ。またもや大多数の主婦を敵に回す記事。主婦は新聞を読むほどの知性はないとの上から目線が透けて見えるようだ。

 こうまで記事が揃うと、もう俺の目には、「日本女総風俗嬢記事で喜ぶ連中」と「反日国家の手先連中」という確実な固定購買層の囲い込みにかかっているとしか思えない。

 変化に対応できない連中を狙い撃ちか。レガシユーザーにしがみつくしかなくなったのなら、後はないな。

インドの韓国斬りは痛すぎる2

2009年01月03日 22時58分57秒 | 国際
 インドの英字新聞であるTHE HINDU(ザ・ヒンズー)の和訳が、2ちゃんねるで紹介されていた。
 このエントリを書いている1/3 22:25現在、東アジアニュース+板で最も高速で流れているスレである。
 1/2に立って現在、17スレ目だ。

 (原文)
 http://www.hindu.com/2008/12/24/stories/2008122461321300.htm

 これは何かと言うと、当ブログの下記エントリの続きである。

 【拙エントリ】インドの韓国斬りは痛すぎる

 さて。俺はこのエントリにて。

 サムスンが起こした原油タンカー衝突事故のとばっちりを受けた、タンカーの船長他1名のインド人が、有罪で捕まって、全世界の船員労働組合とインドが本気で激怒して、韓国を村八分にしているという話を紹介した。

 で、このヒンズー紙の記事は何を言っているのかと言うと、重要な点は、以下の通り。

・インド人船長に有利な発言をすると約束した韓国人証人が解雇され、裁判に出席できなくされた。
・証拠は全て韓国側から提示されたもののみが使用された。
・拘束されている航海士は、インド海軍提督の息子


 残念ながら、D.R.Syam提督がどれほどの立場の方かはわからなかった。
 とりあえず、提督とは「艦隊を率いる役職の人」なので、かなり上級の方であるのは間違いない。

 …なんだこの、奇跡的なマイナス方面への展開は。
 とくに、無実の罪をなすりつけた相手が、よりにもよってインド海軍提督の息子とか、「なんじゃそれは」としか言いようがない。思わず笑みがこぼれた。

 ちなみに、インドタイムズ(英字)にて、韓国側がようやく拘束中のインド人の宗教・文化を配慮する方向に舵を切ったということを、12月31日に紹介している。

 【インドタイムズ】韓国政府、インド人被告の宗教・文化を配慮へ

「韓国政府は、ホベイ・スピリット号の石油流出事件で有罪判決を下された二人のインド人船員の宗教的で文化的な権利を尊重して、彼らに韓国の囚人と同等な基本的待遇を提供する事に決めました」

 この一文は大変重要。つまり、係争中のインド人2名を、韓国人囚人未満の扱いをしていたという事実をインド国内に報じた事になり…。
 韓国としては、インド側に誠意を見せたつもりだったのかもしれんが、完全に「火に油」なのであった。

 事、ここに至り、事は絶対に楽観できる状況ではなくなっているのだが。
 世界で唯一、韓国政府だけは楽観しているのであった。(韓国国土海洋部の、この件に関するプレスリリースによると、「インドで行われた抗議集会に対する一般人の関心は非常に低く、現地メディアは韓国製品不買運動など船員組合の反韓活動に同調していないことが分かった」とある)

 まあ、この事件を、

「そんな些細な事より、今は金融危機で大変なんだから後後!」

 程度だと思っているのであれば、大変な間違いだと思うけどな。
 もうどうしようもない所までインド人を怒らせた後、韓国政府が突如変心すると、俺は見ている。



悪魔の証明

2009年01月02日 15時43分32秒 | 国内の事件
 「ザ・経済闘論」という日経系の番組がある。
 2007年12月28日に放送された、「膨らむ世界経済のリスク」に、リチャード・クー氏と竹中平蔵が出ていたんだが…。
 
 この番組の中、竹中氏は一貫して

「日本は景気が回復し、経済のパイが大きくなっているんだから、構造改革を推し進めるべきである。」

 と主張し、

「郵政のような莫大な資金が自由に使えるのは重要だ」

 と繰り返している。

 その後、竹中氏は、ダイヤモンド・オンラインでの「竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方」にて、2008年4月21日、

「日本郵政による出資なら米国政府系ファンドより安心」

という事で、郵政による救済を主張する。

 さらに、

 【ロイター】米サブプライム問題、経済の根幹揺るがす事態とならず=竹中前総務相

 米サブプライムローンの問題は大した問題にはならないと、2008年8月に言及。

 ここまでの、竹中氏の主張を整理してみよう。

・日本の景気は底堅い。
・だぶついている世界最大の投資マネーである郵政は、アメリカに投資すべきだ。
・米サブプライム問題は大した問題じゃない。


 基本的に、日本は景気がいいんだから、アメリカを助けようという論調なんだな。まあ確かに彼の言は、俺も間違っていないと思う。
 しかし、2008年10月27日の、ダイヤモンド・オンラインの「ニッポンの作り方」の、竹中氏の台詞はどうかと俺は思う。


「そうですね。私も年初から「これから経済が本当に悪くなる」と言い続けて来ましたが、やはりその通りになってしまいましたね。」


 どの口が言うかこいつは!と思った。
 こうやって時系列で並べると、こいつの言う事は、分析としては一流なんだが、言っている事が流行っている占い師みたいだと思ってしまう。
 どこで、こいつは「経済が本当に悪くなる」みたいな事を言っているだろうか。こうやって時系列に発言を並べると、とたんにペテン師じみてくる。

 そりゃまあ確かに、「構造改革やんないなら、景気は本当に悪くなる」みたいなニュアンスの発言はあるにはある。頭はいいのかもしれないけど、

俺「アンタ、あん時日本の景気はよくなってるって言ってたやん!」

平蔵「いや、それはそういう意味じゃありません。ボクはボクの言うとおりにしていかないと景気は必ず悪化すると言っていました。ボクの言うとおりにしていれば、景気はさらによくなっていたはずです。」

俺「(くっ…)」


 みたいな感じで、絶対非を認めない気がする。

 「自己中心帝国主義」と言ったところか。自分の言った通りの政策が取られずに景気が悪化した場合、「俺の言うとおりにしてれば成功した」と断言すれば、聴衆は竹中の政策が成功しない事を証明しなければならなくなるという、「悪魔の証明」を押し付けられる。

 韓国人従軍売春婦のみなさんや、南京大虐殺謝罪要求者達の事を、ある人が、「被害者帝国主義」と定義していたが…。言い得て妙だ。

 竹中や、元従軍売春婦のクソババアみたいな、悪魔の証明を押し付けるタイプの人を、信用するべきではないと俺は思う。

インドの韓国斬りは痛すぎる

2009年01月01日 22時00分43秒 | 国際
 なんというか…。本当にしぶといな韓国。もう9月危機の時、既に虫の息というか、致命傷で、現在も絶賛崩壊中だったのに、ここにきてインドの事件は痛すぎるだろ。
 この状況でデフォルトが発生しないのは、ひとえに李明博大統領の手腕の賜物といえるだろう。金策が上手すぎる。

 しかし本当に痛いな。インドの事件。

 俺の言っているインドの事件とは、これの事だ。

 【ソウル総合】世界の主要船員組合韓国向け航海をボイコット(韓国語)


 ここに至る経緯をちょっとだけ説明する。

・サムスンのクレーン船がインドの停泊中のタンカーに衝突。
 →史上最悪の韓国の油流出事故発生

・停泊中のタンカーの船長が韓国裁判所実刑判決。理由は「避けれなかったから」

・全世界主要海運団体が韓国向け航海をボイコット。
 →世界147カ国、644組合加盟の世界最大の海運労働者組織。

・インドの韓国製品不買運動に発展
 インドタイムズ:インド労連のサムスン打ち壊しデモ
 
 もちょっと付け加えると、サムスンのクレーン船は、通ってはいけない航路を通ってて衝突している。港湾の管理者はサムスン側に警告すらしている。
 このインドタンカーの乗組員は停泊中で船員が下船していたにも関わらず、この判決である。

 まあ。ちょっとありえないよな。

 さらに、現在拘束されているインドの船長、インド人なのに食事に肉が普通に混じっているらしく、人権が著しく侵害されている模様。

 うーん。さらにありえないよな。

 で、これだけ酷い事をしているにも関わらず、インドは、韓国が1991年ごろから国策で、4大財閥こぞって投資を続けていた国で、なんと10年前の第1次韓国通貨危機の時すら、投資を続けているところなのである。

 つまり重点投資国。韓国は、17年にもわたる投資を無駄にするつもりだろうか。珍しく韓国が長年にわたって信頼を蓄積していた場所だと言うのにな。

 信頼は、築くのに何年もかかるが、失う時は一瞬だと思う。