小宮謙一「結果を出す人の「２０代」のすごし方」を読む。

どうして、この本を２０代のうちに読んでおかなかったのか！というのが、読了後の第一感だ。

しかし、考えてみると、２０代の部下に対するコーチングの本としても読めるし、４０代の僕にも得ることが多かった。

例えば、「１０１％の仕事があなたを変える」、「自由な時間を死守し、スキルと高める」など。

また、本の構成も読みやすい。例えば、１７２頁を見ると、冒頭に「謝り方しだいでは信頼度はこんなにアップする」というセンテンスがあり、説明の後、この項の末尾に、「何が原因でも、まず自分の責任にする」という回答が記載されている。一度通読した後は、この冒頭と末尾のみ読んでいくという方法もあるだろう。この方法により、伝説の人事部長小宮健一の名言集を誕生させることができる。