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知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

北方「三国志」

2011-05-08 22:12:26 | 読書

これまで読んだ三国志の中では抜群に面白い。

単なるハードボイルド風三国志ではなく、背後に、国家観がある。それは、血統の継続性をどう見るかだ。これを肯定するのが、劉備であり、否定するのが曹操という構図。そして曹操の参謀の旬は前者というねじれがある。孫策は明らかに前者だが、孫権の立場は不明確。

また、人物像も際立っている。特筆すべきなのは、張飛。単なる暴れん坊ではなく、劉備のために敢えて粗暴にふるまうという設定。かっこいいぞ、張飛。

もう一人だけあげると、周瑜。天下二分の計、孫策と二人三脚で実現させたかったね。

最後は呂布と赤兎。イメージが一変します。

 


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