さあ、あひるさんの華麗なステップのはじまりです。
ブリキのおもちゃのできるまでには、アイデアの作成から、模型を作って....と、いろんな工程があるんですね。
からくり玩具は、見るものをびっくりさせたい....時代や素材は違っても、そんな作り手たちの思いがアイデアを生み、技術を磨いていく原動力となっていくのかもしれません。
鳥にえさをやる少女(ゼンマイ1960年)
いたずらテリア(ゼンマイ1920年)
レイチャールズ(ゼンマイ1992年)
ルースター(電動1960年)
ノンキナトーサン(サイフォン・噴水1920年)、キャラクター玩具のはしりだそうです。
ペンペン踊り(オルゴール1920年)
陸蒸気(ゼンマイ1910年)
海戦パノラマ(ゼンマイ1920年)
オープンカー(ゼンマイ1927年)
自動ガラ(ゼンマイ1910年)
★
明治のはじめ頃、玩具の動力には、ゴムや糸引きはずみ車が使われていました。
明治15年(1882)頃には、鉄線をらせん状に巻いた針金ゼンマイや真鍮ゼンマイが使われるようになりました。
明治38年(1905)、ドイツからの鋼鉄ゼンマイの輸入により、日本のブリキのおもちゃは質的に飛躍的な進歩をとげます。