3月23日午前9時半発(第1回目)のオーロラ号に乗ることにしました。
朝のホテルの情報では、はぐれ流氷が見えるかもしれないとのことでしたが、乗船前には「今日は流氷はありません」のアナウンスがありました。
オホーツク海、教科書ではじめて目にしてから憧れていた海の名前、その海の上に出るだけでもしあわせと「オーロラ号」に乗り込みます。
2階の特別席がプラス400円で、広いフロアが貸しきり状態でした。
岸壁の大きな雪だるまが見送ってくれて、出航です。
しばらくすると、海面が不透明にざらついてきて、小さな白い塊が見えてきました。
流氷帯が風で運ばれ、散り散りになった流氷を「はぐれ流氷」というそうです。
海面はこんな状態、
すこし大きなものも見えてきました。
流氷だけではなく、海面も、
海面下も美しく神秘的、見とれていると、
「左の氷の上にアザラシがいます」のアナウンス、
わ~、いる、いる~。
急いでカメラを望遠にして、顔の表情もとらえることができました。
オーロラ号の水槽にいたクリオネ、小さいのにすいすいとすばやい泳ぎで、ぶれた写真になってしまいました。
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例年だとオーロラ号の出航は終わっていたのですが、今年は3月31日まで運行することになっており、泊まったホテルで朝の8時にオーロラ号のその日の試験運行の結果をチェックすることもできて、ラッキーでした。
おまけに「今日の流氷はありません」のアナウンスだったのに、はぐれ流氷を見て、行き帰りに2度もアザラシを見ることができて大満足、野生のアザラシをはじめて見たので感激しました。
何日か前にオーロラ号に乗った方は全く流氷のかけらも見えなかったとのことで、運がよかったようです。
船内ではほかほかの網走牛100%の肉まんが売られていて、なかよく分けて食べました。
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3月22日から25日まで3泊4日で出かけた北海道、旅行の日程は前後しますが、またしばらくシリーズで紹介します。