ロビーの一角に「オホーツク語り部の会」のおしらせがありました。
1日目の夜、午後8時にお話がはじまりました。
講師はつるまき・ひろしさん、ウイルタ族のおひとりと生前に親しくしていらした方で、文化的にとてもすぐれた民族だったと、衣服や工芸品などを見せていただきながらのお話でした。
直前に北方民族博物館で見てきたばかりのウイルタ族の生きたお話に4人とも興味津々でした。
トナカイの皮をなめしたものに刺繍がしてあり、その針目の美しさに惚れ惚れです。
直径5cmほどの皮を切り抜いた装飾、
木のコップの曲げの技術もすばらしかったです。
katsuraさんにお借りした北方民族博物館総合案内のカタログには、
お話を聞いたウイルタ族のおひとりの北川アイ子さんが山で行っていた儀式の写真が載っていました。
サハリンから網走に移り住んだお二人のうちのおひとりです。
記念にいただいた想い出の証、こういうものも用意してくださっていました。
2日目の夜は、野生動物の保護観察をしていらっしゃる方のお話でした。
この写真はアザラシとオジロワシがいっしょに写っているめずらしいもので、彼の撮影です、その写真を撮らせていただきました。
オジロワシの羽も見せていただきました。
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私たちが2連泊して2夜聞いたお話はどちらも新鮮でもっともっと聞いていたかったです。
もちろん無料で、二日ともおいしいジュースの接待つきでした。
1週間くらいは滞在して、現地の方たちからいろんなお話を聞いてみたいと思ったことでした。