4月25日から5月6日まで、日本橋高島屋開店80周年記念の「北原照久のお宝コレクション展」がひらかれていました。
5月1日に上京したので、夕方からゆっくりと見ることができました。
北原さんの「みなさんに見ていただきたい」との思いから、写真撮影がOKでした。
スタッフの方が「思い出の品が見つかったら、写真といっしょに持って帰っていただきたいと思いまして」と言ってくださいました。
粗大ごみ置き場で拾った柱時計。これが僕のコレクション第1号です。
と書き出されています、北原さんのコレクションのはじまりでした。
(以下、説明文は、会場に掲示されていたものを書き写しています)
ルージュの叔父さん、おばさん 与勇輝(1977年)
イスバノ・スイザ・ブローニュ
1924年に造られ、当時その贅沢さと性能ともに最高の車でした。このコレクションは実車を忠実に再現したミニチュアで、ウイングローブという職人が作った最高傑作。ボディは実車と同じチューリップウッドを使用、真鍮の鋲も13,000本打ってあります。
石ノ森章太郎、つのだじろう、藤子A、藤子F、寺田ヒロオ、赤塚不二夫、鈴木伸一各氏による
特別展示 伝説の「トキワ荘」寄せ描きカーテン。
手塚治虫「バンビ」彩色画
故手塚治虫氏は熱狂的なウォルト・ディズニーのファンで、生前「僕はバンビを映画館で100回以上見たよ」と周囲に自慢するほどでした。数ある手塚原画の中でも貴重品で、アシスタント一切なしで自身が彩色したものです。この原画はディズニーと日本の漫画を結ぶ架け橋となった歴史的な手塚氏入魂の原画。昭和20年代の「漫画少年」に掲載されたものです。
乾隆時計(けんりゅうどけい)
清朝乾隆帝(在位1735~1795年)の時代に主に英国より輸入されたカラクリ時計は一般に乾隆時計と呼ばれます。この時計は当時の逸品で、とくに鈴の響きに合わせて象牙の人形を踊らせる仕組みは、たいへん技巧的に優れています。
ローズちゃん
このローズちゃん人形は1990年代の初めに高島屋ローズサークル30周年を記念して制作されたものです。
クラシックカー(1930年代日本製)
1930年代のスタイルを良く再現させたクルマ。戦前に作られたもので、ボディは木製、タイヤとシャーシーはブリキで出来ています。ゼンマイで動き、車の下側には電池ボックスが付いていてヘッドライトが点灯する仕掛けになっています。ドアのところには高島屋のロゴマークと「代價1.10」のラベルが残っていて1円10銭だったことがわかります。
北原さんはfacebookで毎朝、写真を添えて、「今日の言葉」を発信していらっしゃいます、フィード読者になれば、自分のタイムラインに掲載されるようになります。
明日はテディベアが登場します。