Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

四月の魚

2014-04-01 | テディベア

2007年4月1日に取り寄せた福岡のお菓子屋さん「16区」のショコラポワッソン(チョコレートの魚)です。

 

2008年4月1日にも取り寄せました。

 

フランスではエープリル・フールを「四月の魚」といっています。
子どもたちはこの日、紙に魚の絵を描いて、玄関のドアに貼ったり、誰かの背中に貼る、そんないたずらをするそうです。
家のくまたちもそんないたずらをして遊んでいました。
先日、そんなことを思い出して、久しぶりに取り寄せようと「16区」のホームページを見たのですが、今は取り扱ってないとのことで、残念に思っていました。

         

そんなとき、Facebookで、「IllustEuro」がこの絵本「四月の魚」の紹介をしていて、すぐに注文しました。
昨日発送したとのことで、今日中には届くことでしょう。

紹介文には次のように書かれていました。
 
この詩を書いたのは、詩人であり、小説家、あるときは音楽家として、1940年代後半のパリ左岸を駆け抜けたボリス・ヴィアン(Boris Vian, 1920年〜1959年)です。
彼の小説『うたかたの日々』は映画化され、昨年、日本でも公開されました。
イラストのリオネル・ル・ネウアニックは、フランス西部サン・ナゼール生まれ。パリの美術学校エコール・エスティエンヌで学び、絵本作家としても活躍しています。

フランスでは、エイプリル・フールのことを「4月の魚(Poisson d’Avril)」といいます。
1564年国王シャルル9世がグレゴリオ暦を採用したことにより、一年のはじまりが4月1日から1月1日に変更されました。
これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめました。
さらに、4月になって暖かくなると、魚が簡単にたくさん釣れることから由来している、ともいわれています。
その他、アジア説もあり、さまざまですが、どれが本当でしょうかね。

楽しい詩なので、一部を紹介します    翻訳:泉りき

「やあ、実はね、こんなことがあったんだよ」
魚くんが、ぼくに話しにやって来た。
魚くんが大事にしてたなわとびが、なくなったんだって。
とったのは馬くんだった。なわとびを首飾りみたいにつけて、上機嫌で行っちゃった。
タグボートがワルツを踊ってる運河に沿って、ずっと遠くに。
がっかりする魚くんに、ヘビくんが「ぼくがなわとびの代わりになってあげる」と言ってくれたそうだ。
魚くんはうれしくて、野原を横切り跳んでった。
あんまり高く跳んだので、空の上まで届いちゃった。
あんまり高く跳びすぎて、そのぶん、落ちるときは急降下。
まっさかさまに落ちてしまった。

 

お気に入りのページです。
絵本の表紙、この写真も「IllustEuro」からお借りしています。



 

 

絵本が届きました。
メイが読んでいるところは、ヘビくんが「ぼくがなわとびの代わりになってあげる」と言ってくれたページです。
翻訳をつけてくださっているので、よく意味も分かって、うれしいです。
楽しい絵本なので、後日、メイかくーたんがご紹介するかもしれません。
16:10追記