「第15回広島国際アニメーションフェスティバル」が8月21日から25日までひらかれていました。
会場はアステールプラザ、最終日の昨日、katsuraさんと出かけ、
1プログラムの上映を見ました。
「広島大会歴代受賞作品特集5」で、第3回大会から第5回大会までの10作品、2時間の上映でした。
katsuraさんにお借りしたプログラムガイドブックには、作品と簡単な解説が載っていました。
デビュー賞、ヒロシマ賞を受賞した作品もよかったのですが、グランプリ受賞作品はさすがでした。
ガイドブックによる写真と解説です。
第3回大会グランプリ 「雌牛(Cow)」
ソビエトが生んだ偉大な作家、アンドレイ プラトノフの悲劇的な叙情の世界を見事に映像化。広大なロシアのステップ地方にある丸太小屋。希望のない生活の繰り返しの中で、少年の魂は奇蹟と悲劇を見出した。
第4回大会グランプリ 「サンドマン(The Sandman)」
サンドマン(砂かけ男)のお話は欧州の就寝時の子供たちを恐怖のどん底へおとしめている。眠れない子供たちに砂をかける影のようなサンドマンの暗いお話は、非常に恐ろしい結末を迎える。
第5回グランプリ 「大いなる川(The Mighty River)」
広大な海に流れゆく雄大なセントローレンス川を、フレデリック バックの優しい目で詩的に描く。この時間と空間の旅は、「クラック」、「木を植えた男」の作者の最新作で、さらに磨きがかかったものである。
フェスティバル開催前日からの日報「LAPPYラッピーニュース」が0号から5号まで発行されていました。
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今年は、過去最多となる世界74か国・地域から2,217本の応募があり、そのなかから選ばれた59作品が公開上映され、公開審査されます。
広島大会設立30周年の特別展もありましたが、初日に起こった大災害の影響もあり、例年より人出が少なかったようです。
事務局の中心になってらした広島市立大学の先生も犠牲になられました。
心よりお悔やみ申し上げます。