Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

トゥルク城

2006-07-11 | テディベア

 

 

フィンランド最大の古城。
スウェーデン統治下の1280年に建築が始められ、その後約700年にわたって拡張、破壊・修復が繰り返された。
歴史博物館として、各時代ごとのインテリアや衣装、ガラス器、陶磁器などが展示されているが、外からだけの観光だった。
建物の外の黒い鉄は楔(くさび)、これで各階の床や天井を支えている。
文字通り、楔なんだ....飾りだとばかり思い込んでいた。

 

 

 

トゥルクは、アウラ川の河口に開けたフィンランド最古の町で、1229年にローマ法王がこの地に司教座を置いたことから町が築かれたという。
以来1812年にヘルシンキが首都になるまで、フィンランドの中心都市として栄えた。


シリア・ライン

2006-07-10 | テディベア



ストックホルム~ヘルシンキ間を一晩かけてのんびりと行く豪華客船シリア・ライン、今回のツアーは、トゥルクまで行く便。
100年前の優雅な船旅の雰囲気とモダンな内装、おいしい料理が好評で、この日も満員。

 

6階の船室、海の見える部屋ということだったが、申込者が多く、グループの33人は内側の部屋になった。
そのかわり、デンマークの2泊とフィンランドの1泊のホテルのグレードをあげてくれ、ひとり2万円を返金してくれた。

夕食はブッフェ形式だが豪華、ワイン、ビールも飲み放題、魚介類がおいしい。
最高だったのはキャビア、日本のいくらと違って小粒のサーモンキャビア、ばらばらの数の子、3種類の魚卵。
レストランも、船首部分と船尾部分の2箇所ある。

船内には、タックスフリーのショップ、ダンスステージ、バー・ディスコ、映画館、プール・サウナ、カジノもある。

 

 

 

早朝、小雨に煙るフィンランドの島々。
フィンランドには、179,584の島と187,880の湖があるという。


街の風景

2006-07-08 | テディベア
 
 

 

 

 

ストックホルムの街は14の島でできていて、市の面積の13%を水が占めている。
市の中心部にも、リッダー湾、アルスタ湾、メーラレン湖など、水部が入り組み、北欧のヴェニスと称えられる街並み。

 

 

現国王が執務する王宮。
現在、国王一家は郊外のドロットニングホルム宮殿に暮らし、国王はこの王宮に執務を行うときに通っている、現役の王宮が一部とはいえ不特定多数の一般に公開されている例は世界でも数少ない。
中庭で催される衛兵交替は、誰でも自由に見学できる。
夏の晴天時など、軍楽隊の行進が比較的長く間近で見られ、威厳と迫力はロンドンのそれに勝るとも劣らないという。


ストックホルム市庁舎

2006-07-07 | テディベア

リッダー湾に堅牢なレンガ造りの姿を映す市庁舎は、ストックホルムの自由と自治、正義のシンボルともいえる存在。
塔の高さは106m、エレベーターで上がれるようになっているが、このたびは、建物の外からだけの見学。

 

市庁舎内に入るとすぐに大広間ブルーホールがあり、ここで、毎年12月10日に、ノーベル賞受賞式後の公式晩餐会がひらかれる。

 

大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞したのは、ここだったんだ....市庁舎の中にも入りたいなあ....。
くまもいっしょに感慨に耽ってくれる。

 

外庭の市民の広場と中庭には、イタリア・ルネッサンス様式を取り入れている。

 

 

 

あっという間の時間で、建物を見ただけという感じだったが、くまは、ライオンと遊んでいたりして....余裕。


ドロットニングホルム宮殿

2006-07-06 | テディベア

1991年に世界遺産にも登録された名城、入り口で獅子が見守る。
王室の居城で、住居以外を公開しているので、中は、写真撮影禁止。

 

北のヴェルサイユともよばれている。
16世紀末に建てられてから、紆余曲折を経て、現在見られるのは、1756年に完成したもの。

 

800本の菩提樹の並木道。

 

 

 

ストックホルムの西約10km、メーラレン湖に浮かぶローヴェン島にあり、フランス庭園が広がっている。

 

散策する老婦人、立ち姿にも気品がある。
手押し車も日本のよりおしゃれな感じ、こんな風になりたい。


ストックホルムへ

2006-07-05 | テディベア

ベルゲン発11時30分、ストックホルムへ。

 

ベルゲン空港、5日間のノルウェー、6日間お世話になったバスの運転手クリスチャンさんとお別れ。

 

フライノルディック航空のLF822便、EU諸国は、国内線扱いなので、空港での出入国審査などはない。

 

1時間30分のフライトで、ストックホルム着。

 

 

空港の手荷物受取所で、荷物が出てくるのを待つ。
小さな女の子と赤ちゃんの笑顔....。


ベルゲン4

2006-07-04 | テディベア

通りに面した世界遺産の建物は、レストランやショップになっている。
朝はやかったので、まだ、どこも、開店していなくて、一部のウィンドウを見るだけに終わった。

 

 

 

こんなお店には、どうしても、入ってみたい。
ドアをノックしてみたけど、誰も、出てこない。
開店までには、まだ、2時間以上ある。
今日は、11時30分に飛行機に乗るんだから、絶対に無理....あきらめた。

 

この子だって、きっと、お目当てのものがあるんだけど....がまんしてる。

 

トロールというトロール人形の専門店。
何百年も生き続けるといわれるトロールの人形メーカーとして有名なナイ・フォームやヘニングなど、約10社の製品を販売しているという。

 

このお店には、クリスマスを題材にしたクロスステッチの製品がたくさんある。

 

ぼく、もう、今年のクリスマスバージョンになっちゃった、どんなプレゼントが届くのかな....と、胸をわくわくさせるくま....じゃなくて、私?


ベルゲン3

2006-07-03 | テディベア

港の東側にあるブリッゲン地区は、14世紀中ごろ、ドイツから来たハンザ職人たちが貿易事務所を開設し、居住を許された地区で、現在並ぶ建物群は1702年の大火後に建てられたもの。
1979年にユネスコの世界遺産に登録された。

 

 

 

 

 

 

 

ヴォーゲン湾に面して並ぶ三角屋根の建物は、奥に細長い、中世ノルウェー建築の代表的建物。

 


ハンザ商人
タラを中心に干し魚の取引で賑わっていたベルゲンに13世紀ごろからドイツ商人が出入りし始めた。
やがて、ハンザ同盟を作り一大勢力をもった彼らはハンザ商人とよばれ、ベルゲンと諸外国との取引を牛耳っていった。
彼らの当時の生活ぶりを伝えるのに、ハンザ商人たちの主要な取引品目であった干し魚を扱った商館が博物館になっている。
作り付けの家具は実際に当時使われていたもので、火事を恐れたため暖房器具は一切なく、万が一の火事の際に家を壊して延焼を防ぐための鉤や消化用水を入れた樽を常備。
ハンザ商人たちは当初、取引の行われる夏場だけの滞在だったが、次第に年間を通して居住するようになった。
小番頭のベッドからは、1つを2人で使ったという小さなベッドが並ぶ見習い部屋が見渡せる。


ベルゲン2

2006-07-02 | テディベア

港には、ヨットが係留されている。
帆柱、ロープ、滑車など、目の前でゆっくり見たことがなかったので、その複雑さ、大きさなどに、目を見張る。

 

 

 

 

 

 

背景は、世界遺産のブリッゲン地区、海と船と建物と人々の生活と、絵になる風景が広がっている。