今回は5回の内、第4回目です。
詩吟大会は毎年2回開催されていたので2年目には一人で吟じる独吟に挑戦した。
舞台上での直立での吟は緊張はしてもそれ以上にこの場に立てた嬉しさが勝った。
私の心構えにしていた自分を鼓舞しながら
「みんな違ってみんな良い」という金子みすずのメッセージ「わたしと小鳥とすずと」を詠い終った際に
感無量の中で自然とお礼の言葉が出た。
詩吟が私を回復・受容に際しまさしく助けてくれていると思い、
詩吟に対し敬意を込め「スマートホン」つまり「賢い電話機」に倣い、
「賢い詩吟」ということで「スマート詩吟」と認識したことは新しい発見であった。
3年目には今回再編集しているこの短編エッセー原作「脳卒中後遺症の受容と回復」が
文芸社発行「闘病記Ⅳ」の中に掲載された。
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-14527-3.jsp
この感動を4年目には長編として文芸社から「スマート詩吟は面白い=趣味の詩吟が脳卒中後遺症を癒してくれた=」
として上梓することが出来た。
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-15064-2.jsp
どうぞ単行本をお手元にとってご覧ください。
ここで第4回は終わりです。次回最終回をお待ち下さい。
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