昨日からの続きです。
では、この七則を私の言葉で述べることにする。
①敬仰(卒業式で歌った『仰げば尊し』の気持ちですね。)
②栄誉(良い意味で『清水次郎長』の世界かな?
晩年の咸臨丸事件と山岡鉄舟との交誼から、そんな風に覚えた。)
③謙虚(謙虚の語句で、私がすぐ思い浮かべるのは「イチロー選手」です。
「常に己を鍛え」ともありますから同意頂けると思う。)
④文学立体化(日常余り使いませんが、演劇で文学立体化運動とあります。
それと同じく使われるものと思いますが、
作者の意を十分に汲み取って吟詠をしなければならない、と自覚しています。)
⑤研究(日常使用する「研究」と同じだが、絶えず吟心を研究して、
人格の形成に努めよ、とあります。
吟心とは難しいですが、その通りですね。)
⑥通暁(これも日常余り使いませんが、
要は範典の内容をすみからすみまで理解することを求められています。
指導者になると大変です。)
⑦垂範(これは解りますよね。
自らも範を示し、他の方の手本になれということですから。
原本では、「中和の美をもって指導に当たること」とあります。
今はなんとなくしか解りませんが、いつも意識しておきましょう。)
来週に続きます。また来週お会いしましょう。
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