スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「あなたのそばに吟詠を」(連載第31回)

2020-08-12 09:00:00 | エッセー「あなたのそばに吟詠を」

先週からの続きです。

(4)報国吟道

日本吟道学院本部の行事に参加して、

そのたびに垂れ幕に記載された『報国吟道』を目にしていた。

私にとっては、戦中語と思われる『報国』と距離感・疎外感を禁じ得ないが、

詩吟創始者は世俗的な解釈から離れた壮大な思想・理念を持っていたに違いない。

ここでも『中和の徳』の涵養が大切であると説いているが、

その垂れ幕の傍では、

『世界の平和と人類の福祉』という永久不変の理念が憲章として掲げられている訳である。

ここでいう『福祉』とは生活の質の向上・サービスや社会保障の様な狭義ではなく

『全体の幸福』という壮大な意味で使用されている。

明日に続きます。

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