JUNSKY blog 2015

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「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説-2

2007-01-14 03:06:10 | 憲法
ありがたいことに、この連載の続きを期待しているとのコメントがありました。
ありがとうございます。

では、続きをどうぞ。

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In this world, there’s room for everyone
 and the good earth is rich
 and can provide for everyone.
The way of life can be free and beautiful.

But we have lost the way.
 Greed has poisoned men’s souls,
  has barricades the world with hate,
  has goose stepped us into misery and bloodshed.

We have developed speed,
 but we have shut ourselves in.
Machinery that gives abundance
 has left us in want.
Our knowledge has made us cynical,
 our cleverness hard and unkind.

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(このフレーズでは、現在完了形の“have または has”をキーワードに文章を構成しています。)


世界は、みんなを受け容れる広さがあり
 地球は充分豊かであり、
 みんなに必要なものを与えられる。
人生は自由であり美しいものだ。

しかし、我々は道理を失った。
 貪欲が人間の心を毒し、
 世界を憎しみで分け隔て、
 悲惨で血塗られた歩みを踏み出した。

我々はスピードを生み出したが、
 我々は、自らを閉ざす結果と成った。
機械は豊かさをもたらしたが、
 我々の望みを置き去りにした。
我々の知識は我々を皮肉者にし、
 我々の小賢しさが(心を)硬くし冷酷にした。

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(逐語訳は、ブログ開設者JUNSKYによる。
 DVDの日本語字幕とは全然違います。
 上記訳に疑義がある方は、コメント欄に修正案を御願い致します)

「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説-2
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「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説-1

2007-01-03 13:22:52 | 憲法
去年から、この演説について取上げてきましたが、
この正月に、もう一度通しで見ました。
また、最後の7分の演説は日本語字幕と英語字幕で見直しました。

そして、やはりこの英語での演説を多くの皆さんに御紹介したいと思い、DVDを一時停止にしながら、英語字幕を書き取りました。

A4用紙に4枚に及ぶ演説ですが、これを何回かに分けて御紹介いたします。

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I’m sorry, but I don’t want to be an emperor.
 That’s not my business.

I don’t want to rule or conquer anyone.
 I should like to help everyone if possible
 Jew, Gentile, black man, white…

We all want to help one another
 Human being are like that.

We want to live by each other’s happiness,
 not by each other’s misery.

We don’t want to hate and despise one another.


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(このフレーズでは、“want”をキーワードに文章を構成しています。)

すまないが、私は皇帝にはなりたくない。
 それは私の仕事ではない。

私は、誰も支配も征服もしたくはない。
 できることなら、私は全ての人々に手を差し伸べたい。
 (ここでは、would like to ではなく should like to を使っています)
 ユダヤ、キリスト教徒、黒人、白人

私たちはみんなお互いに助け合いたい。
 人類とはそうあるべきだ。

私たちは、他の人々の幸せと伴に生きてゆきたい、
 他の人々の悲惨と伴にではなく。

私たちは、お互いを嫌ったり軽蔑したくは無い。


(逐語訳は、ブログ開設者JUNSKYによる)

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「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説-1
第2回へ

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コメントありがとうございます。

2006-12-10 19:33:30 | 憲法
昨日の記事にコメント頂いたので、コメントを返しましたが、
これを記事にUPします。

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開催結果のお知らせありがとうございます。 (つの豊臣)
2006-12-09 23:44:21

参加できなくて申し訳ありません。街頭演説を2000回に到達させるためでした。この件はTBします。
藤井先生と榊山さんのお話は聴きたかったものです。

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つの豊臣さま
「日本国憲法は押し付けられたか?」では、お郷の坂本龍馬や植木枝盛が話題になり、つのさんにはたまらないお話だったと思います。


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日本国憲法擁護連合       2006-12-10 05:46:16

紅い扇子と赤と白のチャイナ服がなんともいえませんね。大極拳といえば、人民服というイメージがありますが、そのイメージを覆すような、扇子と赤と白いチャイナ服のいでたちしはびっくりさせられました。イメージはいかに歪んだものかはっとさせられました。扇子とあまりにも神々しい赤と白のチャイナドレスのせいで、大極拳というよりも、中国舞踏にみえてしまうのも、大極拳の風景のイメージを刷り込まされてきたものが吹き飛ばされたからでしょうか。話題を憲法に絞りますが、「憲法研究会」の案がもとになったのは事実ですので、「押し付けられた」などという反動どもの主張はデマであるのが重要です。彼ら反動の案がけられたことが憎しみになっているということではあるでしょう。私はちなみに、野坂氏が提出した、日本人民共和国案は嫌いではありませんが、自衛権を含んでいたり、吉田茂との論争で野坂氏は自衛権を主張した過去は批判的にみています。重要なのは、日本の国家権力者たちが、9条と99条を覆す策動をしてきたことです。つまり憲法違反を自らおかしてきた国家権力は、憲法遵守規定を自らやぶって改憲を主張してきたわけです。いわば、右翼クーデターを政権側がしかけているわけです。近代憲法概念では、憲法を守らない政権は主権者である市民が打倒して当然ですから、改憲を主張してきた政権は打倒されるべきだと考えます。参院選挙できっちりと審判をつけましょう。三分の一の改憲反対派を国会に送ると同時に、民主党には改憲賛成とはいわせない闘いをしたからつくっていきましょう!
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日本国憲法擁護連合さま
この集会に御参加頂いたようですね。
お名乗り頂ければ、色々とお話できたでしょうに。
残念でした。
 野坂氏の論争については、詳しくは論評できませんが、当時は国連もできたばかりで現在のように力が無く(今も力があるかどうかには論議がありますが)、自衛のための軍隊を持つことは、米国やソ連・中国からの独立を保つ上でも必要とされたのではないでしょうか?
 まやかしの非武装が現在のような米軍に支配された「核の傘」論を横行させたようにも思えます。

 私自身は、自衛のためと言っても、侵略者に軍隊で対抗することは、結果的に被害をますます拡大し、国際的に訴える上でも説得力に欠けると思います。
1968年のチェコ人民がソ連兵に花一輪をもって説得にあたったような抵抗こそが、侵略者の非道さを訴え、国際的な支援も得ることができるのではないかと考えています。
反対にイラクのようなテロによる抵抗は益々国民の犠牲者を増やすことになるのは、日々証明されているところです。
これらのテロが米軍の支配に口実を与えていることは自明です。

 また、この集会で藤井九大名誉教授も言っていましたが、軍隊が自国民を守ることなど殆どあり得ない、という事実を見ても武装自衛という論拠は崩れています。

 自公政権や民主党は、そういう事実を見ないで武装・自衛(自公政権では海外での米軍の支援が眼目)を声高に叫んでいるのです。
時代錯誤(60年間の発想)と言わざるを得ません。


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「本八日未明+1集会」

2006-12-09 22:53:06 | 憲法
   (ちょっとピンボケで済みませんが中国残留孤児のみなさまの太極拳の披露です)

昨日の記事にも書きましたが、今日午後1時から九州大学六本松キャンパスで、市内九条の会合同企画のイベント
「本八日未明+1集会」
が開催されました。

この集会には、中国残留孤児(みなさん70歳前後ですが)の皆さんも参加し、太極拳の数々を披露されると伴に、政府によって、敗戦時と帰国妨害で2度も棄てられた事実を短時間ながら切々と訴えられました。

これについては改めて別の機会に御紹介します。

続いて、九州大学名誉教授の藤井哲さんより「第2次世界大戦における日米の技術の違い」と題して、約1時間の講演がありました。
前半は、戦争当時の生活状況を思い出深く回顧。
中盤では、日本軍部の馬鹿げた戦い方をエピソードを交えて展開。
後半に日米の技術的相違についた説明されました。

最後に九州大学同窓生9条の会・事務局の榊山氏が、「日本国憲法は押し付けられたか?」と題して、1945年12月に鈴木安蔵を始めとする「憲法研究会」が、国民主権と象徴天皇制を明確に位置づけた「憲法要綱」を発表していたこと。
また、そのルーツが植木枝盛の「東洋大日本国国憲按」にあることを報告。
チャップリンの「独裁者」、ジョンレノンの「イマジン」、ベートーヴェンの「第九」交響曲と日本国憲法の共通性をさまざまなブログを紹介しながら指摘しました。
最後に憲法第12条の「国民の不断の努力によって」憲法は守られなければならないことを強調して終わりました。

教育基本法が国会で重大な局面を迎える中で、時機に叶ったイベントとなりました。

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本日「本八日未明+1集会」にご参加を

2006-12-09 00:30:42 | 憲法
福岡市内「九条の会」の共同企画である
「本八日未明+1集会」
は、本日12月9日行なわれます。

以前、掲載していますが再録します。

集会テーマの由来
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大本營陸海軍部發表 
昭和十六(1941)年十二月八日午前六時
帝國陸海軍は本八日未明
西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり

(国内では新聞統制のため、この日を最後に各社別の号外が出せなくなり、以後は「共同号外」の形を取るようになりました。)
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「9条の会」合同集会へのお誘い

「本八日未明!+1 集会」
(65年前の太平洋戦争開戦をふり返って)

と き:12月9日(土) 午後1時~4時
ところ:九州大学六本松キャンパス
3号館・320番講義室
次 第:「太極拳の披露とお話」
  中国残留孤児のみなさん
「第二次世界大戦における日米の技術の違い」
  藤井 哲 九大名誉教授(科学者会議)
「日本国憲法は押し付けられたか?」
  榊山 惇 (同窓生9条の会・事務局)

入場料:無料(幾らかカンパ頂ければ助かります)
主 催:九州大学9条の会
     日本科学者会議福岡支部
後 援:九州大学同窓生9条の会
     六本松九条の会

九州大学関係者以外の方も誰でも参加できます。
どうぞご来場ください。



1941年12月8日、日本が攻撃したのは、ハワイ真珠湾(Pearl Harbor)だけではなかった。
フィリピン、シンガポール、それにオーストラリアも含む太平洋全域に侵略を開始した。

 1945年8月6日広島(ウラニウム型)に、8月9日長崎(プルトニウム型)に原子爆弾が投下され、8月15日に敗戦を迎えるまで、無謀な侵略戦争で、アジア・太平洋の諸国民二千万人以上、日本国民三百万人を超える犠牲者を作りだした。
 日本国民は、この戦争の惨禍を二度と世界で起こさないために「日本国憲法」を、感動を持って制定した。 日本国憲法は占領軍の押しつけでは無く、日本の先人の智慧の結晶であることが歴史的に証明されている。
今、国会では教育基本法『改正』案の採決を与党(自民・公明)単独で強行し(11/16委員会、11/17衆議院本会議)、「義勇公に奉じる」人間作りを目指し、憲法9条改正により軍隊を憲法に位置づけ、戦争できる国に変えようとする策動が行われている。
このような事態を見過ごすことのできない私たちは、微力ながらも意思表示と、気持ちを伝える場を持とうと考え、この集会を計画した。

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以上、引用終わり

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「本八日未明!+1 集会」

2006-11-26 00:50:31 | 憲法
「九条の会を応援する有志のブログ」さんよりトラックバックを頂いたので、
この企画に賛同し、全文転載します。

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「9条の会」合同集会へのお誘い

「本八日未明!+1 集会」
(65年前の太平洋戦争開戦をふり返って)

と き:12月9日(土) 午後1時~4時
ところ:九州大学六本松キャンパス
3号館・320番講義室
次 第:「太極拳の披露とお話」
  中国残留孤児のみなさん
「第二次世界大戦における日米の技術の違い」
  藤井 哲 九大名誉教授(科学者会議)
「日本国憲法は押し付けられたか?」
  榊山 惇 (同窓生9条の会・事務局)

入場料:無料(幾らかカンパ頂ければ助かります)
主 催:九州大学9条の会
     日本科学者会議福岡支部
後 援:九州大学同窓生9条の会
     六本松九条の会

九州大学関係者以外の方も誰でも参加できます。
どうぞご来場ください。



1941年12月8日、日本が攻撃したのは、ハワイ真珠湾(Pearl Harbor)だけではなかった。
フィリピン、シンガポール、それにオーストラリアも含む太平洋全域に侵略を開始した。

 1945年8月6日広島(ウラニウム型)に、8月9日長崎(プルトニウム型)に原子爆弾が投下され、8月15日に敗戦を迎えるまで、無謀な侵略戦争で、アジア・太平洋の諸国民二千万人以上、日本国民三百万人を超える犠牲者を作りだした。
 日本国民は、この戦争の惨禍を二度と世界で起こさないために「日本国憲法」を、感動を持って制定した。 日本国憲法は占領軍の押しつけでは無く、日本の先人の智慧の結晶であることが歴史的に証明されている。
今、国会では教育基本法『改正』案の採決を与党(自民・公明)単独で強行し(11/16委員会、11/17衆議院本会議)、「義勇公に奉じる」人間作りを目指し、憲法9条改正により軍隊を憲法に位置づけ、戦争できる国に変えようとする策動が行われている。
このような事態を見過ごすことのできない私たちは、微力ながらも意思表示と、気持ちを伝える場を持とうと考え、この集会を計画した。

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以上、引用終わり

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集会テーマの由来
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大本營陸海軍部發表 
昭和十六(1941)年十二月八日午前六時
帝國陸海軍は本八日未明
西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり

(国内では新聞統制のため、この日を最後に各社別の号外が出せなくなり、以後は「共同号外」の形を取るようになりました。)
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「非核5原則」の確立を

2006-11-24 14:13:36 | 憲法
言わせず、含めた「非核4原則」認めない…中川会長(読売新聞) - goo ニュース

上の記事を見ていただければ判るのだが、自民党の中川政調会長は23日『言わせず、含めた「非核4原則」認めない』と延べたらしい。

そして、『「議論もしては駄目だという人がいるのであれば、今度は五原則で『考えさせず』となることを恐れる」と指摘』したそうだ。

核技術一般の議論ならともかく、「日本の核武装化」と言う意味においては、
『言わせず』『考えさせず』も確立した方が良い。

「非核5原則」の法制化を求めよう。
もちろん国民一般の議論は自由だ。
政府・与党関係者の「放言」を縛るものとしてのことである。

与党政治家が『言わせず』『考えさせず』は認めない、すなわち
日本の核武装化を公に『言い』『考える』という事態は、
周辺諸国に不安や脅威を与えることになりこそすれ、
平和共存とは全く正反対の結果となる。

この考えは、ますますアジア情勢を不安定にするものであり、
「日本を侵略させないために何ができるか考え、最大限努力する必要がある」(中川氏)という思惑とは裏腹の効果しかもたらさないものである。

以下、この記事のコピペ
但し、同様の内容は朝日、毎日など主要紙に出ており読売のスクープではない。
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言わせず、含めた「非核4原則」認めない…中川会長
2006年11月23日(木)19:50

 自民党の中川政調会長は23日、岐阜市で講演し、自らが提起した日本の核保有論議に党内外から批判が出ていることについて、「最近は、(核兵器を)作らず、持たず、持ち込ませず、言わせずの『非核四原則』と言うそうだ。私は非核三原則は認めるが、四原則は認めない」と反発した。
 さらに、「議論もしては駄目だという人がいるのであれば、今度は五原則で『考えさせず』となることを恐れる」と指摘し、「日本を侵略させないために何ができるか考え、最大限努力する必要がある」と論議の必要性を重ねて強調した。

 中川氏は8日の講演では、米中間選挙の結果や北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の行方を見守る必要があるとして、核保有に関する発言は当面、控える意向を示していた。
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「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」

2006-09-27 23:55:34 | 憲法
物騒ぎなタイトルである。

 アメリカのネオコン派と気脈を通じる自民党・民主党・外務官僚・防衛官僚が、
国会近くのホテルで、「政策研究集会」を開催し、
「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」
を研究したと言うのである。


 これは、「大津留公彦のブログⅡ」からの情報によって知ったのであるが、重要な、そして大変危険な動きであるので引用したい。

 元ネタは、ブログ界では最高峰と言われる(2006年ブログ大賞受賞とか)「きっこのブログ」であるが、きっこさんも『フリーライターの西山澄夫さんが発行しているML、「週刊オルタ」からの引用 』と断っている。

 きっこのブログから、そのハイライト部分を引用する。
   元の記事参照

【2005年10月25日、26日、ブッシュの支持基盤であるネオコン派の政治家、知識人が集まるワシントンの政策研究所、AEI・アメリカン・エンタープライズ・インスティテュートが主催して、日本の国会議事堂裏のホテル、キャピトル東急で、「政策研究集会」が開かれた。テーマは、「日本と中国を、どのようにして戦争に突入させるか、そのプラン作り」である。
 
参加者はAEI所長クリストファー・デムス、次期総理・安倍晋三、鶴岡公ニ(外務省、総合外交政策局審議官)、山口昇(防衛庁、防衛研究所副所長、陸将補)、民主党・前党首・前原誠司、その他自民、民主の複数の議員。
テーマは「有事、戦争に、どう対処するか」では無く、
「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」
 である。

以上は裏付けが取れた正確な情報である。】

そして、西山澄夫さんは、未確認情報として、こう付け加える。

【 今後2年前後に、日本海側の都市に、「米軍の」ミサイルを着弾させ死傷者を出させ、それが北朝鮮からのものである、とマスコミ報道を行い、一気に日本国内の世論を戦争賛成、治安維持体制に持って行く、また京都、大阪付近で新幹線の爆破テロを起こし世論を戒厳令体制、戦争賛成方向に誘導する(テロは米軍と自衛隊の共同作戦で実行し、イスラム原理主義または北朝鮮のテロと報道する)。

「京都、大阪方面」と場所が特定されている点、テロ作戦の準備を知った軍内部からのリーク情報の可能性がある。が、真偽の確認のしようがないので、情報の「信用度は低い」。ただし万一、本当にテロがあった場合には、北朝鮮やイスラムのテロではなく、「戦争をするための米軍と自衛隊の画策」である事を事前に明らかにしておくため、日本を戦争賛成の方向に誘導させない「クサビを打ち込んでおく」ため、あえて信用度の不確かな情報を流します。】

☆ここからは、私のコメント☆
 イラク戦争で、それまでに造りためた武器を多くの無実の人々の命と引き換えに売りさばいた(空爆などの攻撃に使った)死の商人が、イラクからの米軍の撤退も見据えて次の戦場を探しているのである。

 これまで、米軍は「世界の警察官」を勝手に自認して(世界の大勢からは支持されていないが)、世界各地でほぼ10年ごとに戦争を起こしてきた。
 湾岸戦争終結から、ほぼ10年後にアフガニスタンをウソの情報で国内・国際世論を騙して攻撃したし、これに続いてイラク戦争に突入し5年間が過ぎた(小泉政権とほぼ重なっている)

 イラクから撤退せざるを得ない国際情勢を見据えて、次の標的(軍需産業=死の商人のビジネス市場)を探しているのである。 一つはイランであり、もう一つが東アジアである。
 彼ら死の商人にとっては、ビジネスチャンスにさえめぐり合えば、そしてビッグビジネスができれば、外国人が何百万人死のうと、そればかりか自国民がどれだけ死のうと何の気にも留めない。金さえ儲けられて自分のフトコロさへ暖まれば良いという話だ。

 そして、憲法第9条のしばりを無くせと要求しているのも、この死の商人 と
これを背景に政権を担っているブッシュ政権と
軍需産業からの政治献金で、政界を暗躍している取り巻きの議員やロビイスト達である。

 靖国参拝にこだわった小泉前首相や、安倍新首相はこれらの動きと機を一にして改憲策動に邁進しているのである。

 きっこのブログには、こんなことも書かれていた。
【また、アメリカの政治家や高級官僚の養成所としてオナジミの「ケネディ行政大学院」の院長で、アジア戦略の専門家、ジョセフ・ナイが、アメリカの議員を200人集めて製作した、
アメリカの武器ビジネスのための「戦略文書」の中には、
「日本と中国とを戦争に追い込む」っていうコンテンツが、政治力を使った長期戦略のひとつとして、明確に書かれてる。


 ようするに、世界のアチコチで戦争を繰り返したり、他国の戦争を煽ったりして、多くの武器や兵器を売りさばいて来た戦争大国アメリカとしては、「いかに武器を売るか」ってことが、国家を存続、繁栄させるための最重要課題だってワケだ。そして、「戦争」っていう需要がなけりゃ、「武器」っていう供給は必要ないんだから、アメリカは、「次はどことどこを戦争させようか」ってことを常に考えてるってワケなのだ。】

 戦争大国の利益のために死の商人の儲けのために、世界で戦争の種を撒き、戦争のきっかけをでっち上げている。
 ベトナム戦争での「トンキン湾事件」が象徴的
 そして、イラク戦争でのイラクが911の背景だと言うニセ情報を元にした全面攻撃など。

 みなさん、どう思われますか?

「私達は忘れない」:靖国神社のプロパガンダ

2006-09-18 23:18:22 | 憲法
   写真は「遊就館」大型展示ホールの特攻兵器・人間魚雷「回天」
   もっと小さいと思っていたが、想像以上に大きかったので驚いた

靖国神社「遊就館」視察レポートの続き

 映像ホールでは1時間に一回プロパガンダ映画「私たちは忘れない」(50分)を上映している。

 この映画は、各種展示と相乗効果を持って、アジア・太平洋戦争(靖国神社では、一貫して「大東亜戦争」と表現)が、欧米諸国の植民地支配からのアジア解放の「聖戦」であったという意識を来館者に植え付ける役目を果たしている。
 
これまでの護憲派の知り合いの話では、一緒に連れて行った若者が、視聴後一時的に『軍国主義者になった』とか、若い女の子が涙を流していたとか、聞くいわく付きの映画である。

 映画の細部を、ここで再現するスペースも表現力も無いので、大まかな流れと感想を述べるにとどめる。

※ まず、うまくできた映画である。(良い映画という意味ではない)
  多くの日本人が見て、「そうだねぇ~」と思わせる導入を図っている。
※ 出だしは、可愛い子どものアップというイメージ戦略である。
 そして、今の繁栄した?日本の有様を映し出し、これは大東亜戦争で散っていった英霊達のおかげであることを強調する。
 ここでは、何故多くの有能な若者が死に至らさしめたかは不問である。

※ そして、19世紀からの欧米によるアジアの植民地化の歴史を映し出し、欧米が如何にアジアを侵略し収奪したかを描く。
 ここでも、初めて見る者にとっては、「なるほど、そうだったのか!」と思わせる演出を施している。(残念ながら引き込み方は“うまい”という他は無い)

※ この欧米のアジア支配から、アジアを解放するためには、大東亜共栄圏をつくり、アジアが協力して欧米に対抗しようという戦略が解説される。
 これに、中国や朝鮮の代表(実は傀儡)も賛成したが、中国共産党やソ連やアメリカの介入により反日抵抗運動が起こり、問題が起こったとされる。
 (長くなりそうなので、もっと要約)

※ 東条英機は戦線の拡大を避け交渉での妥結を図ったが(よく抜けぬけとこんなことが言えるものだ!)、アメリカのルーズベルトが日米交渉で無理難題を押し付け、交渉が決裂し、真珠湾を攻撃し大きな成果を得た。この日本の攻撃をルーズベルトが『思惑通り』と発言したことを持って、日米開戦はルーズベルトの謀略であったと断定する。

※ そして、ありとあらゆる断片的情報や当時のニュースや、日・米・アジアの人々の証言を編集して、この戦争がアメリカによって押し付けられた「やむをえない参戦」であったことを視聴者に印象付ける。

※ 前回の記事でも述べたが、この編集方針は
「つまみ食い史観」
と言わなければならない。
 一つひとつの情報は、一定の事実を含んでいるので、それなりの説得力がある。編集方針を全く反対にすれば(たとえば、護憲の観点から編集すれば)、同じ情報を使っても全然意味の違う結論を導きうる情報も少なく無い。
そういう意味でも、「うまいつくり」と言える。

※ 一方では、靖国神社の聖戦史観に邪魔になる情報は全く無視されている。
中国・朝鮮の女性を犠牲にした「従軍慰安婦」や、南京大虐殺や、対華21か条要求や、傀儡政権のでっちあげなどには言及しない。
 また、現に日本軍の侵略によって、ひどい目に合わされた人々の証言は、当然のことながら全く出てこない。

 特攻兵器の開発と出撃も詳しく描かれる。これまで海軍のゼロ戦などによる空中特攻と回天による海中特攻そして戦艦大和の特攻は知られてきたが、陸軍による海上特攻兵器も紹介され、多くの若者が大東亜共栄圏実現のために英霊となったことを強調する。
 ここでは、それら特攻や、補給なき戦地で、多くの有能な若者が死に至らされた根本原因が、大日本帝国政府の誤った国策と軍部の誤った戦略と戦術によるものであることには全く触れられていない
 最も重要な問題は無視し、多くの若者が英霊となり靖国神社に祀られていることを強調して、天皇の参拝を求めるのである。

※ 映画の最後は、日本兵の遺骨収集の様子である。まだ帰れない英霊が多数現地に残されていることを紹介し、これらの英霊を一日も早く、「靖国で会おう」の志に応えてお迎えしなければならないと言い(遺骨収集も、ある意味では当然のことなのであるが)、涙をさそうエンディングとなるのである。

 いままで、浮かれて暮らしていた若者達には衝撃があり、一気に意識を変えさせることのできる「プロパガンダ」となっている。
 まさに巧妙に仕組まれた「洗脳映画」である。

 
 ナレーターは浜畑賢吉・上村香子であるが、上村香子のナレーションがだんだん絶叫調になり、北朝鮮のアナウンサーみたいになって耳につき、白け気味になって来るという“効果”はあった。

 さて、この映画のひどさを検証するために1本買って帰ろうとすると、そうは行かない。ビデオは「非売品」であり、靖国神社の考え方に同意し、記名の上、賛助会費2000円以上を御納付頂いた方に差し上げるという仕組みにしている。
 すなわち、これに“同意”して“買った”人は、靖国神社の考え方を支持した人としてデータベースに登録される訳だ。

 こうすることによって、批判的勢力にビデオが流出することを制限している訳である。

 はっきり言って護憲派や左翼勢力の宣伝戦略は靖国神社に負けている。
「私たちは忘れない」を超える若者にも訴求力のある情報を提示してゆく必要がある。

 前回も書いたが、靖国神社の考えには反対なので、リンクは張りません。

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藤原紀香さん参議院選挙への出馬を明確に否定

2006-09-16 16:46:02 | 憲法
 
 一昨日くらいから、事態が急変し、「藤原紀香さんを護憲の共同候補に」とサイバー上の運動をしていたブロガーの皆さんを驚かせた情報ですが、
ネタ元は AERA 9月18日号の「自民の目玉は紀香」説
という無責任な観測記事でした。

 多くのブロガーの皆さんが、大津留さんやお玉さん達の呼びかけに応えて、
藤原紀香さんに「自民党から出ないで!」コールを送られたことと思います。
私は昨日送りました。

 これに応えて藤原紀香さんは律儀にも又けなげにも、
彼女の公式ホームページ で、心配御無用!と応えてくれました。
お読みになった方が多いと思いますが、その部分を引用します。

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クランクイン!そして、    【2006.09.15】
(前略)
 ちなみにある雑誌にまた選挙に出馬?
みたいなことを勝手に書かれていましたが、
何度もいうように考えたこともありません。
私は私の今いる世界でまだまだやりたいこともありますし、
やらねばいけないこともあります^^。
みなさん、惑わされないでくださいね^^。
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 私は、これに感激して御礼のメールを送りました。
そのまま引用します。
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 ある方からのトラックバックで、藤原紀香さんへの自民党からの立候補要請を、「きっぱり断ったらしい」という書き込みを見て、Norikanesqueを見たところ、心強いコメントが出ていたのを見て、喝采の声を上げました。
今夜は祝杯です。

 今後とも日本国憲法第9条の味方というスタンスで、ご奮闘頂きますようよろしく御願い致します。

 多くのブロガーが憂慮の声を一昨日頃から挙げ始めていましたが、数日で決着が着き、安堵しております。
 他のブロガーの情報によると、「自民の目玉は紀香」という情報は、AERA9月18日号の思い込み記事によるもののようです。
 紀香さん御本人には係わりの無いところで自民党の中にそういう声が出ているという噂話のような非公式のもののようですね。

 その上、安倍氏との対談は今回の総裁選よりずっと前の去年の1月ということも、そのAERAには載っていました。

 井上ひさし氏との対談の方が、より具体的な話の展開で、紀香さんの意志が明確に出ています。
それに、つい先月のことのようですし。

 とにもかくにも、少なからぬ護憲派の人々が心配の声を上げた事態が、あなたのきっぱりしたコメントで解消し、安心いたしました。

 積極的なご意志のご表明、本当にありがとうございました。

 引続き「護憲の共同候補に」というサイバー上の活動は行って参りたいと思います。
 気が向いたらコメントやTBをお寄せください。
 さらに乗り気になったら、おみこしに乗っかってください。

2006Sep16  16:20
JUNSKY
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皆さんからもぜひ御礼メールをいっぱい送りましょう!
Fan Mail
なお、ファンレター以外は、下記メルアドだそうです。
someday@jap.co.jp

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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-8

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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-7

2006-09-15 21:56:42 | 憲法
自民党が我らが藤原紀香さんをいよいよ担ぎ出しにかかったらしいという、風の噂を聞きました。

ガセネタかどうか解りませんが、護憲派にとってあまり猶予がありません。
「藤原紀香さんを護憲の共同候補に」に提唱者の
大津留さんからの呼びかけもあったので、藤原紀香さんに
短いメールを送りました。

下記に、そのまま引用します。
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藤原紀香さんが、井上ひさしさんとの対談で「憲法の応援団」ということを伺い、頼もしく思っています。
現在ネット上で有志により、勝手連的にあなたを参議院選挙で「護憲の共同候補」に推そうという動きを展開中です。

自民党からも声が掛かっているとか、掛かりそうとかいう噂を耳にし、自民党の節操の無さに驚いています。

立候補されるならば、必ず「護憲の共同候補」として出ていただきますよう期待しています。

よろしく御願い致します。

当方のブログで「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)
という連載を勝手連的に行っております。
そこでは、藤原紀香さんのめざましい活躍の一部を紹介しています。

http://blog.goo.ne.jp/junsky/e/93429e71068b9f2aa5b050469b2c15ab


2006Sep15
一介の労働者
JUNSKY
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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-7

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靖国神社「遊就館」

2006-09-15 21:24:45 | 憲法
写真は、靖国神社「遊就館」正面

 靖国神社「遊就館」は、前回も延べたように軍事博物館である。
武器や武具を歴史的に展示してある。
 尤も、武器や武具の歴史的展示は、ここに限らず、全国のお城の中に博物資料として展示してあるので、これが故に軍国主義であるとは言わないようにしよう。

 この数年訪れた中部ヨーロッパ諸国でも、お城には必ずと言っていほど、武器や武具の歴史的展示がある。昨年見た、ウィーンホーフブルグ宮殿の武器博物館は圧巻であった。ヨロイ・カブトの類が古代から近世まで保存状態良く展示してあった。

 問題は武器や武具の歴史的展示そのものでは無い。日清戦争以来の【大日本帝国憲法】下で行われた全ての戦争が、「アジア解放のためのやむを得ない戦争であった」ということを強調する展示や解説や映像資料である。
 そこここのコーナーにある、音声や映像による解説は正に「正義の戦争」一色であり、侵略された側を思もんばかった表現は一切無い。

 中国侵略も、中国政府蒋介石とは大東亜共栄圏の建設で合意ができていたが、共産軍の介入で挫折した。
 朝鮮政府とも合意していたが、反乱分子(東学党の乱など)の仕業で壊れた。などなど、
 国を売った一部傀儡との合意を根拠に正義の戦いであったと称している。

 私は、これを「つまみ食い史観」と名づけたい。
都合のいい情報だけを来館者に提供し、靖国神社の考え方に反する歴史的事実や証言は無視する、というやりかたである。

 特に、これが顕著なのが、映像ホールで1時間に一回上映される
「私たちは忘れない」(50分)である。
 靖国神社の考え方を知るためには、必ず心して見なければならない。
 
 次回は、このプロパガンダ映画をご紹介しよう。

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「千鳥ヶ淵墓苑」 と 「靖国神社」

2006-09-12 19:34:52 | 憲法
    写真は千鳥ヶ淵墓苑(正面)

 9月10-11日、所要で有給休暇を取って東京に行き、
11日の午後の時間が空いたので、靖国神社の視察をしてみることにした。

 靖国神社は、太平洋戦争での日本の侵略を、『アジア解放のための戦争』であり、『正義の戦争であった』と、今もって公言するような特異な考え方をしている団体である。(あえて“宗教”団体とは言わない)
 ここで祭る“神様たち”は、侵略戦争を究極にまで推し進めた東条英機などの
A級戦犯をはじめ、戦争の推進者達である。

 一方では、彼ら戦争推進者の無謀な作戦の犠牲となり、南方の地で餓死したり、特攻兵器で殺されたりした人々も一緒に祀られているが、それが“英霊”に応えることになるとは思えない。

 従って、靖国神社に参拝するのではなく、視察だ。

 ところで、地図を見ると、無名戦士を慰霊する「千鳥ヶ淵墓苑」が、靖国通りを隔てて、道路の反対側に対面するかのようにあることが解った。
 そうと解れば、「千鳥ヶ淵戦没者慰霊碑」は、やはり靖国神社より先に訪れて、
頭を下げるべきであろう。



 東京メトロ「九段下」駅から、江戸城の堀に面した木漏れ日の石畳の側道を歩いて行くと、10分ほどのところに、その施設 「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」 はあった。

 しかし、思いのほか簡素な造りである。野外ステージと言おうか、完全に外気にオープンな、また誰でも訪れることができる施設となっている。
 奥の六角の屋根が架かる下の方が納骨堂らしい。 いまも外地から発掘されるご遺骨を定期的に奉納しているらしい。

 靖国神社には訪れない天皇・皇后夫妻や、皇太子夫妻、秋篠宮夫妻も訪れて献花している(手前の建物に写真が掲示したあった)。
今年は小泉首相も来たようである。



 しかし、この日この時間には、礼拝者は私を含めて3名ほどだった。

 そこで、しばし礼拝し時間を過ごし、九段下方面に戻ると、およそ1時間が過ぎていた。(往復だけなら20分もかからないと思う)

 靖国通りに掛かっている歩道橋を亘ると、目の前が靖国神社の参道である。
 外国人の姿もかなり見られる。
広い参道をしばし進むと、人々を威圧するように大鳥居、そして大きな門(名前は見なかった)があり、その奥に拝殿と本殿がある。



 取敢えず、拝殿の前に進み、自らの真意に反して若くして殺されなければならなかった人々に、思いを馳せた。
 
 その後、先ほどの門を戻り、左手にある、軍事博物館「遊就館」に行く。
靖国神社に来たからには、この博物館を見なければならない。
 「遊就館」そのものも人を威圧する造りであるが、
本館の右手には、ガラス張りのエントランスが別に設けてあり、
そこにはいきなり「零式艦上戦闘機」(ゼロ戦)とキャノン砲が展示してある。



まさに入り口から軍事博物館(武器博物館)である。

 長くなるので、その靖国神社「遊就館」については、次回にまわすとする。
なお、靖国神社と「遊就館」の考え方は、私の思想に反するので、リンクを張らない。

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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-6

2006-09-07 12:53:29 | 憲法
   写真はカンボジアで交流する藤原紀香さん

 前回、アフガニスタンの状況をアメリカのインターナショナル・スクールで教えた藤原紀香さんのことを紹介しましたが、今回はカンボジアを視察・交流された時の紀香さんの報告です。

 つい先日、彼女は専用のホームページ 『TukTuk便り』 をオープンそて自らの活動を紹介しています。

その中では、『藤原マインド』 というページを作成して自らの意志を積極的に表明して居ます。
その一部を御紹介しましょう。(全文は上のリンクから見られます)

【兵庫県生まれ、神戸育ちのわたしは、阪神淡路大震災を経験し、そこからたくましく街を復興させた友人や仲間たちに背中を押されるようにして、諦めかけていた女優への夢を追いかけてここまできました。

だからこそ、今のわたしにできることってなんだろう?って、常に自分に問いかけてきました。

アフガニスタンも、カンボジアも、ホストファミリーのいるNYも、わたしの中では、みんな同じくらい大切で、いつも心に留めておきたい大きな存在です。

ジャーナリストや、プロのフォトグラファーとは違う、私なりのやり方で伝えられることがきっとあるはず。
女優として活動している今の私だからこそできること。。。
(略)
カンボジアの学校教育
カンボジアには、文化人などがたくさん殺されたという悲しい歴史があります。
ただ学校へ行きたい、と口にした子どもでさえも。

だから、とくに田舎のほうではまだ、子どもを学校に行かせるのには抵抗があるようです。
学校の設備を整えたり、経済的なフォローをすることも大切ですが、子どもたちに教育を受けさせるという、親たちの意識改革も必要になってくるのではないでしょうか?
(略)
学校に行けることとか、学べることって、あたりまえのことじゃないんですね。
わたしも、子どものころのことを思い出してしまいました。
宿題ヤダ!とか学校休みたい~!って言っていた自分。
こんなふうに、世界には一生懸命学ぼうとしている子たちがいるんだよ
でも、すべての子どもが学校へ行きたくても行けないことがあるんだよ

あたりまえのことなんて、なにひとつ、ないんだよ、と

日本の子どもたちに伝えなきゃって、思いました。。。  
(略)】 引用終わり

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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-6

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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-5

2006-09-03 21:41:38 | 憲法
    写真は2004年6月の「Norikanesque」表紙から

 1週間ほど前に、「大津留公彦のブログ」 で取り上げられていた、国連インターナショナルスクール(UNIS)での藤原紀香さんの 「課外授業」の様子を、ネットで見ました。

 2004年の6月のことですが、中学生1年生に相当するアメリカの若者にアフガニスタンのイメージをまず描いてもらい、これに続いて藤原紀香さんが撮してきた写真を見せながら、英語で説明。最後に生徒たちに手紙を書いてもらう、というものであったようです。

 残念ながら、そのページでは詳しい実況ビデオがないのですが、NHKの「英語でしゃべらナイト!」で、その一部が放映されたところ、視聴者からたくさんの感動の言葉が寄せられたということで、このページで紹介されています。

 詳しくは、上記のリンクからお読み頂きたいのですが、多くの方が、「ただの女優さんじゃない。見直した。」と言って、まさに『感動の嵐』のごとくです。

一部を、そのページから引用します。
【○まず第一に藤原紀香はただの女優ではないということを感じた。女優という枠の中にははまりきれないことも伝わってくる。現在の自分がおかれている立場で考え、何をやれるか、やらなければならないかということを実践しているのだと思う。
NYの子供たちに接して、何をどのように指導してどこに到達したかとうことが話しの展開の中に一貫してあらわれていた。子供たちにとどまらず、友人、家族に伝えることによってさらにその輪を広げる完璧な先生でした。 (70歳、無職、男性)
 ○藤原紀香さんはきれいな容姿を売りものにしているだけなのかと思っていましたが、アフガニスタンの子供たちのことをアメリカの子供に伝えるということ、両国に実際に行って、よくやっていると思いました。日本の若い人が外国で活躍しているのを見るのはうれしいものです。(女性、57歳、主婦)
 ○藤原紀香さんの話は感動した。女優としてではなく、一人の人間として新たな挑戦をしている姿は立派だと思った。アフガニスタンの現状を多くの人に知ってもらおうと写真展をひらしたりNYの子供たちと交流したりすごいと思った。 (64歳、男性、無職)
 ○藤原紀香さんのインターナショナルスクールでのアフガニスタンについての授業風景は、本当の教師のように見え、感動した。子供たちにアフガニスタンの第一印象、イメージを初めに絵で描かせ、次に写真を見せて、見たあとの印象の変化に感激だった。悪いイメージしかなかったアフガニスタンに対して、子供たちの思い思いも「助けてあげたい」という気持ちに変わったことによって、これから変わっていくかもしれない。私もそう思った。(女性、30歳、主婦)
 ○藤原紀香さんのNYでの授業も考えさせられるところが多くありました。NYの子供たちが持っているアフガニスタンのイメージを絵にしてもらうという言葉を使わなくてもできる表現で先に藤原さんが子供達から吸収し、その後写真を見てもらうという方法で子供達の表情がどんどん変わっていったのがとても印象的でした。残酷な戦争でも懸命に希望を持ちながら生きているアフガニスタンの子供達のことを自分の子供にもきちんと伝え、こんな世の中だからこそ平和や命の大切さ、生きる喜びなどについて、しっかりと感じとってほしいと思いました。(女性、37歳、主婦)】



 このページの藤原紀香さん自身の報告と感想を引用します。

【2004年6月10日、アフガニスタン写真展の行われるニューヨーク・日本クラブで国連インターナショナルスクール(UNIS)の課外授業の先生を務めてきました。  
ニューヨークの子供たちに写真展の話をしたいという願いが叶い、、
日本の中学1年生にあたるUNISの生徒22人に講義を実施。展示した写真などを見せながら約2時間、英語で授業をしてきました。
最後には、アフガンの子供にあてた手紙を生徒たちに書いてもらい

「最初はアフガンとニューヨークの子供に距離感を感じましたが、
〝私たちはあなた達の友達であることを忘れないで下さい〝
〝この世界の中で人のために役立つように頑張りたい!〝」

というメッセージをもらい、
大感激でした。】 

 これを見ただけでも、我らが「護憲の共同候補」にますますふさわしいと、ぞっこん惚れ直しました。 

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「私たち、日本国憲法の味方です!」(藤原紀香)-5

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