2011年1月25日(火)
1月24日付けの「日刊工業新聞」の1面TOP記事は、
【第7回企業力格付け、キヤノンが4年連続首位】
というものであった。
一覧表が掲げてあるが、上位に居並ぶ大企業は、多くが派遣切りを進めて
“経費節減”に努め今や大幅黒字に転じた企業である。
言わば、人柱の上に立っている危うい企業と言うべきものだ!
その裏では、次の就職先の当ても全く無いまま、氷河期と言う就職戦線に
放り出された人々が大勢(万単位で)いる。
新卒学生でさえ、その3分の1は就職が決まらない中で、放り出された
若者も中高年も含む非正規労働者(今は無職の放浪の身の上)が就職できる
道は極めて厳しい。
そういう社会的貧困を造りだしてきた張本人の企業が、格付けではTOPに
なるのだという。
これらのリストには、私も所属する【JMIU】(全日本金属情報機器労働組合)
が係争中か、係争していた企業がたくさん上位に入っている。
この調査が、一業界紙のものであるから、それは致し方無いことなのか?
この紙面のリードには、こう書いてある。
すなわち、政府が関与して出した調査結果とも言える訳である。
それが自民党の政府だったなら、まぁそういうことだわな! となるが
非正規問題に取組むはずの民主党が政権を握っているのである。
民主党のマニフェストは、どうなってしまったのだろうか?
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第7回企業力格付け、キヤノンが4年連続首位-CSR・環境対応が定着
1月24日付けの「日刊工業新聞」の1面TOP記事は、
【第7回企業力格付け、キヤノンが4年連続首位】
というものであった。
一覧表が掲げてあるが、上位に居並ぶ大企業は、多くが派遣切りを進めて
“経費節減”に努め今や大幅黒字に転じた企業である。
言わば、人柱の上に立っている危うい企業と言うべきものだ!
その裏では、次の就職先の当ても全く無いまま、氷河期と言う就職戦線に
放り出された人々が大勢(万単位で)いる。
新卒学生でさえ、その3分の1は就職が決まらない中で、放り出された
若者も中高年も含む非正規労働者(今は無職の放浪の身の上)が就職できる
道は極めて厳しい。
そういう社会的貧困を造りだしてきた張本人の企業が、格付けではTOPに
なるのだという。
これらのリストには、私も所属する【JMIU】(全日本金属情報機器労働組合)
が係争中か、係争していた企業がたくさん上位に入っている。
この調査が、一業界紙のものであるから、それは致し方無いことなのか?
この紙面のリードには、こう書いてある。
とある。【日刊工業新聞社は経済産業省の後援を得て、主要上場企業を対象にした第7回「企業力格付け」調査を実施、キヤノンが4年連続で総合得点トップになった。
「極めて優れた企業」に位置づけられる「70点以上」を記録した企業は、武田薬品工業やトヨタ自動車、日立製作所、リコーなど13社に達し、厳しい外部環境の中でも、日本企業の実力が着実に向上していることを示す結果となった。】
すなわち、政府が関与して出した調査結果とも言える訳である。
それが自民党の政府だったなら、まぁそういうことだわな! となるが
非正規問題に取組むはずの民主党が政権を握っているのである。
民主党のマニフェストは、どうなってしまったのだろうか?
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第7回企業力格付け、キヤノンが4年連続首位-CSR・環境対応が定着
日刊工業新聞 2011年01月24日
日刊工業新聞社は経済産業省の後援を得て、主要上場企業を対象にした第7回「企業力格付け」調査を実施、キヤノンが4年連続で総合得点トップになった。
「極めて優れた企業」に位置づけられる「70点以上」を記録した企業は、武田薬品工業やトヨタ自動車、日立製作所、リコーなど13社に達し、厳しい外部環境の中でも、日本企業の実力が着実に向上していることを示す結果となった。
同調査は三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京都港区)と、集計作業・分析を共同で実施した。調査目的は、企業の貸借対照表や損益計算書といった基本指標に加え、競争力や企業の社会的責任(CSR)、人材育成、環境対応など、企業の中長期的な取り組みをできる限り数値化することで、「真に実力ある企業」として評価する点にある。