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尖閣は日本の施政権下…ケネディ次期米駐日大使
(読売新聞) - 2013年9月20日(金)08:06
【ワシントン=今井隆】オバマ米大統領から次期駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏(55)は19日、上院外交委員会の指名承認公聴会に出席し、所信表明を行った。
沖縄県・尖閣諸島を巡る日中対立に関し、「(尖閣諸島は)日本の施政権下にあり、(米国の対日防衛義務を定めた)日米安全保障条約第5条が適用される」と明言。「平和的な解決、対話と緊張緩和を求めていくことが米国の関心事で義務だ」とも述べ、日中の衝突回避に尽力する考えを示した。
ケネディ氏が大使就任に向けた所信を公の場で表明するのは初めて。公聴会の冒頭、「日米同盟はアジア地域の平和と安定、繁栄の礎石だ」と強調した。集団的自衛権の解釈変更を巡る議論については「日本国内の議論を注意深く見守りたい」などと指摘するにとどめた。
(2013年9月20日08時06分 読売新聞)
日本への特別な思いアピール=20歳で広島訪問
-ケネディ次期米大使
毎日新聞 - 2013年9月20日(金)07:54
【ワシントン時事】
「大使として赴任するなら日本以外の国は考えられない」。次期駐日米大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏(55)は対日関係について公に発言する初の機会となった19日の上院外交委員会公聴会で、35年前に被爆地・広島を訪問したことを明らかにし、暗殺された父、ジョン・F・ケネディ大統領の日本との関わりにも言及。日本に特別な思い入れがあることをアピールした。
ケネディ氏が広島を訪れたのは1978年1月、20歳の時。当時の米メディアによると、ケネディ氏が同行した叔父のエドワード・ケネディ上院議員(故人)は爆心地に近い平和記念資料館を視察し、「平和と核軍縮」をテーマに学生向けの演説も行った。
これがケネディ氏の初訪日。「深く心を動かされた」。公聴会で広島の思い出をこう振り返った。
父は63年11月に暗殺されなければ、翌年2月に現職の米大統領として初めてとなる日本訪問を果たすはずだった。公聴会でこの経緯に触れたケネディ氏は「父の遺志を受け継ぎ、日米という二つの民主主義国家を結ぶ力強い絆を体現したい」と力を込めた。
公聴会にケネディ氏は、夫のエドウィン・シュロスバーグ氏や2人の子供らを伴って出席。日本には単身赴任する予定というが、「家族の支え」があることも紹介した。(2013/09/20-07:54 毎日新聞)
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