2012年7月28日(土)
予想通りの展開ではある。
今年4月11日に米兵2人が死亡2人が重傷を負った、米軍とモロッコ軍との
合同訓練中に発生したオスプレイの墜落事故について、
米軍は、結局パイロットや副操縦士の操縦ミスが墜落の原因だとした。
オスプレイ:「操縦士ミス」と結論
沖縄タイムス - 2012年7月28日(土) 09時51分
しかし、先日も書いたように、操縦ミスで『簡単に』墜落するような機体
そのものの構造的欠陥や操縦システム上の問題については不問に付すつもり
らしい。
沖縄タイムス米国特約記者による取材記事によっても問題点は多い。
下記のような報告書らしい。
【離陸直後にスピードがまだ十分出ていないにもかかわらず、操縦士が垂直飛行から慌てて水平飛行に移ろうとしたため、機体のバランスを崩したと指摘。そうした状態でさらに後方から追い風を受け、飛行経験の少ない副操縦士が体勢の立て直しに失敗したため墜落に至った】
この程度のことは日常茶飯事で起こる可能性のある話だ。
これが原因で墜落したとすれば、『このような不安定な操縦』が「できる」
と云う、機体制御システムに欠陥があったと推察できる。
通常ならば、
【スピードがまだ十分出ていないに場合には、操縦士が垂直飛行から水平飛行に
移ろうとしたとしても、コンピューターがアラームを出す】べきである。
【同機の操縦歴10年の海兵隊パイロットは、報告書の内容について本紙に対し
「これまでの墜落事故で人為的ミスだと結論付けられたケースはたくさんある。再発を防止するには、オスプレイの操縦の複雑さをまず認める必要がある。その上で操縦士らのミスを防ぐ方法を考えなければならない」 と述べた。】
と云うが、この指摘は現場の率直な気持ちだと思う。
ありていに言えば「操縦士に責任転嫁しないで欲しい」ということだろう。
取分け【オスプレイの操縦の複雑さをまず認める必要がある】
との指摘は重要である。
米軍は、機体とシステムの問題は改善しないまま、
【日本側に対して再発防止対策として、こうした注意点などを操縦士らの飛行マニュアルなどに反映させ、指導を強化し技術向上を図るなどと説明する見通し】
だと云う。
そして、日本政府は、【大飯原発再稼働】の時と同じように、
この報告書を『是』として、飛行を認めてしまうのだろう。
国民の安全より米軍の都合を優先する恐ろしい『売国奴』ぶりである。
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オスプレイ:「操縦士ミス」と結論
沖縄タイムス - 2012年7月28日(土) 09時51分
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予想通りの展開ではある。
今年4月11日に米兵2人が死亡2人が重傷を負った、米軍とモロッコ軍との
合同訓練中に発生したオスプレイの墜落事故について、
米軍は、結局パイロットや副操縦士の操縦ミスが墜落の原因だとした。
オスプレイ:「操縦士ミス」と結論
沖縄タイムス - 2012年7月28日(土) 09時51分
しかし、先日も書いたように、操縦ミスで『簡単に』墜落するような機体
そのものの構造的欠陥や操縦システム上の問題については不問に付すつもり
らしい。
沖縄タイムス米国特約記者による取材記事によっても問題点は多い。
下記のような報告書らしい。
【離陸直後にスピードがまだ十分出ていないにもかかわらず、操縦士が垂直飛行から慌てて水平飛行に移ろうとしたため、機体のバランスを崩したと指摘。そうした状態でさらに後方から追い風を受け、飛行経験の少ない副操縦士が体勢の立て直しに失敗したため墜落に至った】
この程度のことは日常茶飯事で起こる可能性のある話だ。
これが原因で墜落したとすれば、『このような不安定な操縦』が「できる」
と云う、機体制御システムに欠陥があったと推察できる。
通常ならば、
【スピードがまだ十分出ていないに場合には、操縦士が垂直飛行から水平飛行に
移ろうとしたとしても、コンピューターがアラームを出す】べきである。
【同機の操縦歴10年の海兵隊パイロットは、報告書の内容について本紙に対し
「これまでの墜落事故で人為的ミスだと結論付けられたケースはたくさんある。再発を防止するには、オスプレイの操縦の複雑さをまず認める必要がある。その上で操縦士らのミスを防ぐ方法を考えなければならない」 と述べた。】
と云うが、この指摘は現場の率直な気持ちだと思う。
ありていに言えば「操縦士に責任転嫁しないで欲しい」ということだろう。
取分け【オスプレイの操縦の複雑さをまず認める必要がある】
との指摘は重要である。
米軍は、機体とシステムの問題は改善しないまま、
【日本側に対して再発防止対策として、こうした注意点などを操縦士らの飛行マニュアルなどに反映させ、指導を強化し技術向上を図るなどと説明する見通し】
だと云う。
そして、日本政府は、【大飯原発再稼働】の時と同じように、
この報告書を『是』として、飛行を認めてしまうのだろう。
国民の安全より米軍の都合を優先する恐ろしい『売国奴』ぶりである。
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オスプレイ:「操縦士ミス」と結論
沖縄タイムス - 2012年7月28日(土) 09時51分
【平安名純代・米国特約記者】
米軍当局がモロッコで起きた米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故についてまとめた調査報告書で、原因を飛行経験の浅い副操縦士の判断ミスによるものと結論付けていたことが27日までに分かった。内容は近く日本政府に通達される見通し。複数の米軍筋が沖縄タイムスの取材に明らかにした。
同機の操縦歴10年の海兵隊パイロットは、報告書の内容について本紙に対し
「これまでの墜落事故で人為的ミスだと結論付けられたケースはたくさんある。再発を防止するには、オスプレイの操縦の複雑さをまず認める必要がある。その上で操縦士らのミスを防ぐ方法を考えなければならない」 と述べた。
報告書は、
離陸直後にスピードがまだ十分出ていないにもかかわらず、操縦士が垂直飛行から慌てて水平飛行に移ろうとしたため、機体のバランスを崩したと指摘。そうした状態でさらに後方から追い風を受け、飛行経験の少ない副操縦士が体勢の立て直しに失敗したため墜落に至った
などと説明しているという。
その上で、事故がオスプレイの機体構造に起因するものではないと指摘している。
米軍筋によると、米側は米軍普天間飛行場への同機の配備を前に、日本側に対して再発防止対策として、こうした注意点などを操縦士らの飛行マニュアルなどに反映させ、指導を強化し技術向上を図るなどと説明する見通し。
事故は4月11日、米軍とモロッコ軍との合同訓練中に発生し、米兵2人が死亡、2人が重傷を負った。米側は6月に「機体に問題はなかった」と正式に発表。人為的ミスが原因との見解を日本側に非公式に伝えている。
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