JUNSKY blog 2015

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相変わらず証拠は“DNA鑑定” (水死女児の母、逮捕)

2006-06-05 14:32:42 | 事件・事故
この事件(秋田小1児童殺害事件)の新聞報道は、殆どが一面TOPで、
『水死女児の母、逮捕』
というような大見出しだった。

報道管制(誘導)されていることの証左だ。
大手3紙が全く同じ大見出しであったというのは、偶然の一致とは思えない。
これらの報道やTVでの扱いは、『推定無罪』『疑わしきは被告人(まだ被告人になったわけでもないが)の利益に』『疑わしきは罰せず』の憲法と刑法の理念に全く反する。

松本サリン事件の『大失敗』を、もう忘れたのか?
この事件の時も、様々な状況証拠が挙げたてられた(主として殺虫剤など)。
果ては犯人と断定された男性の、家族の経歴や行動まで報道し始め、“いかにも”の犯人像が、でっち上げられて行った。

さて、唐突ですが
一つ前の私の記事に対して『闘うリベラル』さんから、コメントを頂きましたのでUPします。

【こんにちは。

>警察の粗雑な捜査への批判に怒った警察側が、報復的に犯人扱いしているのではないか(私の投稿内容)

 直感的に俺もこのように感じました。
真実は分かりませんが。よくあることです。
警察発表垂れ流しの事件報道は改善されることなく益々程度が低くなっていますな。
 更に、警察がでっちあげたか否かは措くとして、被疑者の段階、それも殺人容疑ではなく、死体遺棄の段階で、被害者家族の怒りのコメントを垂れ流すのもおかしいでしょう。
そもそも殺人事件の真犯人であるかどうかも分からないのに。】

こういう意見が、朝の報道番組の名だたるコメンテイターの誰からも出ず、みのもんた氏などは、その女性を完全に犯人扱いし悪罵の言葉を投げ付ける。
そのうえ、今日の『朝ズバッ』では、何らの証拠を示すことさえなかった。
報道機関の怠慢、警察情報Onlyを絵に描いたように(みの氏の番組はまさに絵で描いているが)示している。

朝日新聞でも“事実上”犯人扱い、は同じだが(言い逃れできるようには編集しているようだが・・・、記者の責任を示す署名も無い。署名がないのは朝日新聞の公式見解と捉えよう)、一応証拠は示している。

それによれば、

① 残されていた髪の毛のDNAが“一致”した。 ここをクリック
② 事件現場“近く”に同じタイプのタイヤ痕があった。
③ 男子児童が見当たらなくなった頃に、白いライトバンが後部ハッチを閉めた。


「疑わしきは罰せず」の立場で、これらを素人検証して見よう。

秋田小1児童殺害事件-2
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